この度旅行に出かけてきますた。

まず旅に出る前に目的を決めました。

 

3泊4日でどうせなら陸・海・空の王者の乗り物に乗って

制覇してやろうという思いが沸き上がり、

赤いからすは立ち上がったのです。

 

まず考えたのが北の大地からフェリーで移動して

本州に行くこと。

 

赤いからすの生息地域からだと小樽港か苫小牧港から

出航するフェリーが近いのです。

 

小樽からだと日本海フェリー。

新潟か舞鶴までの航路があります。

 

苫小牧からだと太平洋フェリーで仙台か名古屋までの

航路があります。

 

商船三井フェリーのサンフラワーだと大洗までのルートがあります。

 

小樽から舞鶴まで21時間。

苫小牧から名古屋までは40時間。

苫小牧から大洗まで19時間。

この3ルートは時間が長くて今回は見送りました。

 

ソロプレイヤーにとって船上の滞在時間が長いと

退屈でしょうがありません。難敵なのです。

しかもできるだけ金額を抑えたいというのもあります。

 

ただサンフラワーの苫小牧から大洗までには連絡切符があり、

小樽から苫小牧までの高速バス⇒フェリーで大洗着⇒高速バスで

東京までいける小樽ストーリーなどのチケットがあります。

かなりお得なのでかなり悩みましたが今回はパスなのです。

 

残り2つのルートのうちどちらかですが、小樽から新潟までの

船のはまなす・あかしやの一番安いツーリストCという部屋がすぐに

予約が埋まってとれそうになかったのです。

どうやら18名しかないようです。

 

なので苫小牧から仙台の船に決定!

しかもこの航路の船は今年デビューした「新きたかみ」という

船があるのです。

 

インターネット割引で7400円でした。

さぁ、GOGO!

 

 

まず札幌バスターミナルから高速苫小牧号に乗りました。

午後3時発のバスだと乗り換えなしで苫小牧西港フェリーターミナルに

乗り換えなしでいけます。

 

けれど札幌市内と苫小牧市内をかなり停車します。

115分かかりました。

高速なの?とツッコミたくなります。

残念ながらこのバスは陸の王者の認定を受けれません。

 

 

赤いからすの場合、事前に太平洋フェリーの会員登録してネットで

予約してコンビニ支払いをしたので、名前と予約番号を言って、

コンビニでもらった領収書を見せて受付は終わり。

乗船名簿などの記入などはありませんでした。

 

 

新きたかみは19時出発なのです。

 

 

お土産屋さんやレストランもありました。

ターミナルもきれいでした。

 

 

出航時間が迫り、乗船開始。

 

 

ペットを連れている人もけっこういますた。

 

 

かなり通路が長く、ワクワク感を助長させまする。

 

 

ここが一晩お世話になるC寝台という一番安い寝床。

いや城なのです。

キルケット、まくら、電気コンセントがあります。

カーテンで仕切るタイプです。

 

 

他のフェリーでは互い違いになって顔を見合わせない造りに

なっている船もあるのですが、このように上下向き合っております。

ひとつの部屋にこのような4つのベッドが4つあります。

つまりひとつの部屋に16人(×2だったかも)寝れるスペース。

 

向かい側に誰もこないことをただひたすら祈りました。

ソロプレイヤーにとって最大の敵はホモサピエンスなのです。

 

まず船内を散策。

中の構造を把握しないといけませぬ。

 

新造船なだけになにもかもきれいなのです。

 

 

右がレストラン。

赤いからすは左の椅子で音楽を聴きながら外を眺めている時間が

長かったです。

 

 

 

プロジェクションマッピングがところどころに投影されていました。

 

 

そして出発。

さよなら北海道。

さよなら道民。

 

部屋に戻ると…祈りが通じたらしく、4つの部屋には赤いからすしかおらず、

向かい側にも誰もいませんでした。

赤いからすは窓側だったのですが、通路側に老夫婦と外国人カップルが

いるだけでした。

ラッキーなのです。

 

夕食は後回しにしました。

船内はバイキング形式で2000円。

赤いからすはあまり食べられないのでバイキングは不適合なのです。

メニューを見てもあまり食べたいものがなかったのでやめました。

 

赤いからすが見に行ったとき、レストランより持参組のほうが多いような

気がしました。

 

カップラーメンの自販機もありました。

それより先にお風呂に入ったのです。

 

 

まだ汚れなきうちに、大勢こないうちに入る計画なのです。

ところが同じことを考える人はけっこういてお風呂は混雑

してました。

 

でも気持ちよかったぁ~。

なかなか良いお風呂でござった。

 

夜中に買ってきたパンを食べて就寝しました。

ところが……次回へ続く。