結婚前のうた
『桜』
あの時から何年たったのかな?
夕闇(ゆうやみ)が 静かに溶けだす
二歩先を 歩く 君の背中を
見失わないよう そっと追いかける
いったい
なにを目指し 何を求め
なにも分からないまま それでも
きっとこの桜が散る頃には
二人より添っているのだろう
あの日花びらに刻んだ誓い
これからの二人の道 染めて
何を想うの? 何を願うの?
揺れる桜(はな)びら
いつも二人
一歩づつずっと歩いていく
そして
いつも二人 この先ずっときっと
寄り添ったまま
いつまでも
一緒にいよう
きっとこの花が散る頃には
君と 新しい道をすすむ
残る 過ぎ去った時の足跡
これからの二人の未来を うつして
道の雪はいずれ花びらにかわるから
そばに居て 桜