24日土曜の夜、乗鞍地域は結構な雨降り。宿ともしびの外も豪雨です🌧️ ただスマホでチェックすると、乗鞍観光センターの天気は夜半から曇りとなり、予報上は翌朝9時くらいまで曇りです。「悪くないじゃん♪」と思いながら床に就きました。昨年とは違い異常な興奮はなく意外なくらい冷静に入眠できました。そして午前3時にアラームがなって起床。T師匠は既に起きてひとっ風呂浴びてきたようでした。攻めの姿勢で相変わらず早いです。宿の温泉で身を清め温めます。心拍バンドを付けジャージに着替えて宿を出ます。暗い中を移動し、20分程度で4時少し前に観光センターに到着。今回は駐車スペースを押さえるのに、それほど苦労はありませんでした。

雨は降っておらず路面は部分的に乾いています。少し仮眠をとった後、朝食タイム。おにぎり1個・バナナ1本・一本満足バーを食しました。

 

 

 

駐車スペースからみたゴール地点方向ですが、曇り天気。何とか雨降りは回避されています。ところで乗鞍ヒルクライムの登坂の戦いの前に、実はもう一つ戦いがあります。それはウ〇コの戦い。個室トイレを獲得すべく熱いポジション取り争いが繰り広げられるのですwww 昨年の15分以上のトイレ個室待ちには懲りたので、今回は宿ですっきり軽量化して現地に乗り込んでいます。この作戦は大成功でした。ちなみに今年は、観光センター屋外の女子トイレがレース前だけ男性用になり、女子の方は別の屋内トイレを専用とされたようです。参加人数3000人超えで男性95%・女性5%の割合ですから、その判断は遅きに失した感はあるものの運営側の対応は評価したいと思います。タイヤ圧は、前輪6.0気圧、後輪6.5気圧とやや高めにしました。車体にゼッケンを取り付け、右足首に計測チップバンドを巻き付け準備万端。

出走時刻が近づいてきたので集合場所に向かいます。

 

 

 

 

こんな感じでぞくぞくと集合。T師匠とともに

 

 

 

フレームに入り、お互い頑張りましょうと激励しあいます(^^)

6時20分からスタートセレモニーがあり、チャンピオンクラスの代表的選手が紹介されます。

そして6時30分に

 

 

 

チャンピオンクラスからレースがスタートです! その5分後には一般女子がスタート。その後は6時45分から15分刻みで年代別のクラス毎に出走となります。 

自分は4000番台のため7時15分にスタート予定。そのため7時になって味の素アミノバイタルゲートを通過。ここで無料のアミノバイタル2本(青と赤)をもらいます。2年前は2本とも飲んで逆に気分が悪くなったこともあり、青のみ摂取しました。そしてスタートゲートに向かいます。

※なお、これからお見せするレース模様は、自分が撮影した写真、自分の購入した写真、T師匠のオンボードカメラ動画の切り取り、そしてネットで手に入れた今年走られた方々の投稿・動画やオフィシャルな写真を交えてお伝えします。クレームが来た場合は一部の写真を取り下げることになりますのでご了承下さいm(__)m

 

 

 

スタートまでのカウントダウン開始

5,4,3,2,1

 

 

スタートです!

 

 

 

このバックライトが点いているロード乗り、自分です(^^) ユーチューブで見つけました。

 

試走では最初のCP1までは心拍数160台を維持し時に斜度がキツくなっても170前半までを許容し、できるだけ心拍を上げ過ぎないように走っていました。しかし本番はこうは行きません^^;

 

 

 

スタートしてすぐに170へ(笑) あかんがな…。レースではアドレナリンが出るので簡単に心拍が上がるらしいです。ただそれほどキツくはないので、それ以上は上がり過ぎないように注意しながら

 

 

 

 

集団走行をします。アップダウンが緩み緩斜面となることが3~4回くらいあるので、その時はアジリストファストに実力を発揮してもらいます。ギアを2段上げてクランクをぶん回して前に出て、斜度が上がってきたらまたギアを落として淡々と登るというのを繰り返します。

途中、速い選手にどんどん抜かれますが、マイペースを維持。抜かれることを悔しいでなくスゴイ選手がいるなと感心するようにしました。休暇村を過ぎた撮影スポットのある坂での

 

 

 

走行シーン。カメラマンが見えたので左手でサムアップしてみました♪ 途中で同じくらいの走力の選手を見つけたらお互い貼り付いたり牽いたりします。

 

 

 

 

「あの集団まで一緒に頑張りましょう!」とか言って。ほどなくしてCP1、

 

 

 

 

三本滝レストハウス。ここを過ぎると本格的な登坂道になっていきます。

 

 

 

九十九折りの道を走り斜度の強いカーブでは極力アウトを通って脚へのダメージを避けるようにします。

 

 

 

 

心拍数をみると180と自分としては普段ならもう上げられない、そんな値を示しています。

 

 

 

冷泉小屋の前では、右手にスタッフさんが並ばれ熱い声援を下さいます。かなりシンドい状態ですが温かい応援をもらって元気になります。ありがとうございます!

 

そして

 

 

CP2、位ヶ原山荘にようやく到達。ここからゴールまでは5㎞余り。この日の山頂は雲がかかっていて例の天空の道が見えません。ただ精神的にはよかったかも。あれが目に入ると、あんなところまで行くの?ってダメージ受けますからwww 

 

 

 

ずっと175~180の心拍数だったのに、森林限界を過ぎると168くらいにガクンと下がり脚が回しにくくなります。酸素薄くて負荷を掛けられなくなってきたためでしょうか…。ここは耐えるしかない。

 

そしてこの辺りで、自分よりずっと後に出発したはずの5000番台のT師匠が

 

 

 

 

追いついてきて、あっという間に抜かれました! やっぱ速いッス(**)!

※これはT師匠のオンボードカメラ動画の切り抜きで、自分が捉えられた瞬間

 

 

この先には天空の道に繋がっていく

 

 

 

右カーブに差しかかります。タイム短縮のために敢えてインを刺すワタクシの姿。このあたりでサイコンをみると、79分。あと10分以内にゴールできるのかな…

 

ほどなくして、登山道のある雪渓近くへ

 

 

 

必死に走っております。拡大すると酸欠の鯉みたいな顔してます(笑) 

右手の駐車場では、レースを終え下山途中のチャンピオンクラスや一般女子の選手から「がんばれ~!」という声援をもらいます。その中で若い女性の応援に、ヤマグチポッターなぜかスイッチが入り、ギアを2段上げてぶちまわすと数人をごぼう抜き。「すごーい♡」とまた声援を受けて一段とクランクが回ります。この激坂で回せたのはアジリストファストと女性の声援のおかげに他なりませんwww 

※♡マークは自分の妄想というか願望です

 

 

 

ただ天空の道はラスト1kmが異常に長く感じますorz

 

 

 

ゴールの気配は感じるのに中々近づかない…

ゴールが遠い… はよ来てくれ…

 

そうして耐えて漕いでいると、ようやく

 

 

 

ゴールへの左カーブが見えてきて、ついに

 

 

 

ゴ~~~ル! 

何とか脚着きなく完走。手元の計測では90分切りを果たせています。4月にロードを再開した時には登坂がしんどくて、とても乗鞍ヒルを完走できないなと思っていただけに感無量です(TT)

 

 

 

駐輪場へ向かい

 

 

 

自分の下山用リュックを探します。リュックには冬用ジャケットやレッグウォーマー、そして秋用のグローブ等を入れています。出発地点は17℃程度でも山頂は10℃以下ですから防寒着を着ないと凍えてしまうのです。

近くでは

 

 

 

NHKチャリダーの皆さんがゴール後の記念撮影をしていました。この時にメンバーの方(昨日お会いした筧五郎さんです)から、皆で一緒に写真を撮りましょう!と声を掛けられたので

 

 

 

 

ご覧のように混ざって写真撮影をしてもらっています。ちなみに白いヘルメットが五郎さんです。TVに出るといいなあ…。

 

で、下山していくわけですが

 

 

 

こんな感じでレース中の選手と下山する選手を仕切るバー&コーンが設けられていまして、ゆっくりと大雪渓の駐車場まで移動。

 

 

 

 

霧の向こうに雪渓が見えます。2年前より小さい印象です(^^; ここから時間になったら集団で降りていきます。小雨が降っていましたが標高が下がるにつれて徐々に気温は上がり、森林限界を過ぎると少し温かく感じました。

 

 

 

 

無事に出発地点まで戻り記念撮影。完走証をいただきました(^^)

 

 

 

1時間27分つまり87分でしたので、昨年の85分には2分以上及びませんでした。ただ、そもそも完走できるのかという状態からここまで持ってこれましたから、昨年以上の満足感を得ました。天気が雨になりそうというところで何とか曇りで走ることができたのも、満足度が上がったことに影響を与えています(^^) 

 

さあ、終わったから山口に帰らねば。ただ、折角温泉があちこちにある乗鞍上高地にいるわけですから、慰労と着替えを兼ねて温泉に入りにいくことにします。

 

ともしびの近くに、梓湖畔の湯という

 

 

 

温泉がありまして、ここで疲れを癒しました。温泉は宿と同じ、さわんど温泉になります。

 

 

 

これはネットからお借りした画像ですが、眺望はよく綺麗な外湯でした。この日は、乗鞍ヒル帰りの方が沢山利用していた気がします。

この後はいよいよ乗鞍を去るわけですが、時刻は丁度お昼ですので、定番の

 

 

 

鳳凰らーめんで高山ラーメンを頂きます。今回は

 

 

 

チャーシュー麵です。美味いです(^p^) スープが五臓六腑に沁みていきます。そして高山市街地でガソリンを補給し高速道へ。東海北陸道を南下します。

一の宮ジャンクションの渋滞に初めてかからず抜けて名神高速道路に入り、西へ。大津から京都南ではやや渋滞気味でしたが、ガッチリ停止するようなジャムはありませんでした。で、18時頃に新名神高速道の

 

 

 

宝塚北SAに立ちよりました。

 

 

 

ここは、モールかアウトレットのような綺麗さでしたね。濃いものが食べたくて

 

 

 

カツ丼にしました♪ T師匠はおろし鶏カツ丼を食されていました。兵庫県まできましたのであと少し。運転を交代しながら山口に向かい、自分のところには日付けが変わって26日月曜0時過ぎに到着しました。

 

それでは戦利品を

 

 

 

タオルは参加者全員がもらえるものです。左下の黒いTシャツは、今年の乗鞍ヒルの記念Tシャツ。右にあるのはSUNVOLTのスタンダードセパレートワンピース(サイクルジャージ&パンツ)。今年の富士ヒルでお目見えしたという新しいジャージです。そのすぐ左側にあるのは補給食。そして琥珀色のボトルは、マルス信州蒸留所の長野県限定販売ウィスキー。地酒ならぬ地ウィスキーです(^^) 小倉に持って帰って家内と一緒に飲もうと思っています🥂

 

翌月曜の夜には、乗鞍ヒルが終わったら飲もうと手に入れていた

 

 

 

ドメーヌ・コーセイの片丘メルロー(フレンチオーク樽貯蔵)を抜栓。長野県塩尻市で醸造された赤ワインです。大会前はアルコールを避けていましたので、11日ぶりのアルコール。長野で果たしたことは長野のもので癒されたいということです♪ 

「美味いぜ~~~🍷」

この年齢になっても向かっていく世界があるというのはいいことだなぁと思った3日間でした。ぜひとも来年も出たいですね~♪

 

 

 

 

 

では恒例の〆の小麦の部屋にまいりましょう。

 

 

 

 

オレンジ蝶ネクタイ姿♪ 持ってきたオレンジ色のおもちゃとのカラーコーデで決めポーズ📷 「がんばったじゃん♪」と言ってくれているようです(幻聴)

それにしてもこの2週間、乗鞍ヒルに行っていた関係で小倉に戻れていないのでこの子には逢えていません。小麦ジャンキーの自分としてはツラい(> <) 帰ったら覚えていてくれているかなぁ…

動いているところを見たくなったので、最新のインスタのリールを貼りつけましょう。

 

 

 

 

以上、乗鞍ヒルクライム2024を無事に完走しましたよ、と言うお話でしたm(_ _)m