「奈良半端ないって。あそこ、半端ないって。国宝の前にめっちゃ並ぶもん。山口で見いひんやん、普通。そんなん見る? 行っといてや。行くんやったら、るるぶや全部るるぶや。社会科見学の生徒たちばっかやし。もう一日観光日にしとけばよかった。奈良、スゴいなぁ。どうやったら奈良に(もう一日)泊めれるんやろ。」
まずは、サッカー日本代表のコロンビア戦の歴史的勝利、おめでとうございます!(今頃) 巷で言われてますように、大迫選手、半端ないです。歴史的にスゴイことをやってのけました。
そして、歴史的にスゴイというと奈良です、半端ないです。
この記事冒頭は、今年の流行語大賞の候補になること間違いない、滝川第二高校サッカー部N君の「大迫 半端ないって」の改変奈良バージョンです(笑)
世界遺産3タテ、これが自分に課した最終日のミッション
雨の中、奈良の出張で自分が最も行きたかったところに向かいます。
それは……
我が国最初の世界文化遺産たる法隆寺
奈良の市街地から公共交通機関のみで行くのは結構めんどうな場所にあります。近鉄橿原線に乗り筒井駅で下車してバスに乗る必要があるんです。
西院伽藍の金堂と五重塔
世界最古の木造建造物
この佇まい、さすがです。雨天が寧ろ、しっとりとした雰囲気を醸し出し飛鳥の空気が感じられます。(とでも思わないとやってられねえ)
ご覧のように、騒がしいガキンチョ利発そうなお子様たちで満ち溢れてそれぞれの施設が賑やかになっているため、はるばる山口から来ているオッサンに見学を断念させます。
ここから大宝蔵院に向かい、意味なく立ち止まって渋滞を作っている法隆寺に佇むのが好きなアジア系外国人をパスして入館しました。歴史の教科書に出てくる聖徳太子の像や絵、そして見事な夢違観音像、そして優美な八頭身の百済観音像と実に見ごたえのある伽藍でした。伽藍と言ってもほぼ博物館です。館内での写真は禁ですので悪しからず。
そして有名な夢殿。行信僧都が聖徳太子の遺徳を偲び創建したものです。
さてこのあとにまた奈良市街地へ向かいます。筒井駅から大和西大寺で乗り換え近鉄奈良駅へ。
そこから、ならまち辺りまで少し歩くと
興福寺へ。これまた名刹中の名刹。
ここも世界遺産
ここにもまた五重塔あり。奈良では薬師寺、法隆寺そして興福寺と3か所で五重塔を満喫ですから計算すると十五重塔になります(掛け算するなって?)。
ここに来て絶対に外せない場所は
訪館記念写真は係りの方に撮ってもらいました♪
ここにはそれこそ垂涎の国宝や重要文化財が溢れているのです♪
その中にはこういう有名な仏像があります。これは阿修羅像で、意外と小柄です(笑) この写真はもちろんパンフレット写真を撮影したもの。館内が写真厳禁なのはここでも当たり前ですから。
しかぁし、どこぞのオッサン(日本人)がデジカメで隠し撮りをしていたのが見つかり、係員に注意されても画像消去に応じず館内でちょっとした騒ぎになっていました。
ルールをまもらないといけませんね(^^;)
歩きまくり、『だいぶつかれた』自分が奈良観光のトリとしたのは……
ここ。生まれて初めての東大寺です(^^) 大仏をラストに仕込みました。
こちらもまた世界遺産です。
薬師寺も唐招提寺も有名な史跡ではありますが、この日先に回った法隆寺、そして更にこの東大寺は集客力と言う点では別格。
だって、この人出ですよ(* *)! 途中の参道は、東京の表参道の歩道より混んでいる感じでした。マジに。それにしても世界最大級の木造建造物たる大仏殿は迫力があります。
大仏は見事でしたが、あまりに人が多くじっくりと見る気になれないのが少々残念でした。
ただ多くの寺社と違い、大仏殿内での撮影が許されていたのはありがたかったです。右の黄金の像は、如意輪観音坐像です。
世界遺産を満喫し、いたく満足(^◇^)
あとは大阪方向に向かいます。
新大阪から乗った
新幹線のぞみの中で頂くものは
奈良といえばの柿の葉寿司♪ むっちゃ美味いです(^p^)
そして小倉に戻ったら渡そうかと修学旅行で嘗て奈良に行ったことのある二人の娘へのおみやとしたのは
奈良公園のこの景色を思い出してもらいたく
こんなん買いました(笑) 鹿の鼻くそと言うよりモチーフは明らかに……
奈良市と近郊(斑鳩地区)にある9ヶ所の世界遺産のうち前編後編で計6ヶ所回ったよという内容の濃密出張記事でした(^_^)v