ブースター効果

 

感染症予防のためにワクチンを2回以上接種すること。抗原に再度接触することで、一度作られた免疫機能を更に強化する。

 

 

 

 

 

これは秋吉台の壁坂、通称「秋吉の壁」の入口

700mの平均勾配18%最大斜度28%のこの激坂のことは、当ブログでたびたび紹介しています。

http://ameblo.jp/redcrossbike/entry-12151242422.html

が過去記事です。

 

一般的な観光道路たるカルストロードと違うマニアックな(坂マニアということね)登坂道ですが、実を言いますと今月末にロードバイクイベントでこの坂を走ることになっています。

 

イベント名は

「みねすとろん2017」

 

 

 

 

これが公式ポスターですが、「5つの試練坂」があるとの記載がありますよね。実は、その中の最悪の最上級の坂が、この秋吉の壁なんです。ルート設定を見ると約100㎞ライドの最後にこの坂を登らせるようです。コースプランナーは「ドS」で、参加者は「ドM」のコースです(笑)

年に1回登るかどうかのこの坂。全く慣れていません。このままでは本番で登れないかもしれない……。

そこで、秋吉台という高原(抗原)に対する免疫をつけようと思い立ちまして、7月1日と2日の土日に初回免疫とブースターと位置づけし連日この坂の登坂にチャレンジしたというわけ。

 

1日は午後3時過ぎに宇部で会合があるため昼までしかロードに乗れません。朝7時40分に家を出ますと、そこそこ暑い(;'∀')

まずは挨拶変わりの吉敷の旧道、大峠越え。ただ基本ユルユル登坂。

その後はダウンヒルで美東の植竹交差点へ。で、道なりに進むと秋芳洞のある交差点に至ります。右折でカルストロードですがこの日は直進。

 

 

 

 
 

ここからスタートです。スタート前にブログ記事のため写真を撮影です📷

本当に激坂かって? 分かりました。この遠方からの写真をご覧ください。

 

 

 

ヤマト運輸のトラックが、煙のようにうねって空へと上昇する道を登っているのがお分かりになるかと。

※これは帰り際に遠方から撮影したものです。

 

さて登坂スタート。直ぐにインナーローにします。ローはこれまでの25Tから27Tと若干の乙女仕様になっており、ホイールの重量が少し増えましたがこれまでより幾分楽に登れます♪ 今までは死にそうでしたが、キツいけど死ぬほどはないなという感じでシッティングのみでユースホステル上まで登り切りました。意外と登れる人になってました(^0^)

※この時はそう思っていた。

 

そして、このあと平均8%の距離1㎞(ただし秋吉台ロイヤルホテルあたりは10%近いとそこそこキツい!)の登りでカルストロードに至ります。

 

 

 

 

土曜なのに殆ど貸し切り♪ 相変わらず贅沢気分を味わえます。ただ、北側の空はヤバイ色ですね(^_^;) 雨は降ってくることはありませんでしたけど。

ここからはカルストロードでダウンヒルし国道490号に入って小野方向へ。

 

 

 

 

綺麗なグリーンの平原が広がってますが、これ

 

小野湖ですから(^^;) 干上がって湖底が出てきていて、既に草が一面に生えています。水不足は深刻?

 

この後は阿知須→周防大橋→大道→小鯖→国道262号線坂堂峠登坂経由で戻り

 

 

 

山口市に帰ってきて、ランチには自分にとってテッパンの1 Way(ワンウェイ)のアボカドチーズバーガーでタンパク質を補い終了。102㎞で955m上昇のワークアウトでした(^^)

 

 

次の日は秋吉台壁坂ブースターの日。(イースターの日みたい)

朝8時30分頃出発すると、もうケッコウ暑い(-_-;)

この日も吉敷の大峠を経由し秋吉台方向へ。

 

トンネル過ぎてカルストロードに右折せず、秋吉台の壁坂に直行。この日は写真撮影せず、そのまま登ります……。

ん? 昨日よりキツいやんか…。ゼェ

免疫ついてないのか…… ゼェゼェ

登り切れるんか…… ゼェゼェゼェ

きちい……、ゼェゼェゼェゼェ

……ゼェゼェゼェゼェゼェ

 

一応は脚付きなしでカルストロードに至りましたが明らかに前日よりシンドイ! 登坂の免疫つけるどころか登坂への疑問符をつける有様。

帰ってきてから2回目の方が辛かった理由を分析。

 

分かりました。ようは、その日は休まずそのまま登坂に入ったから(笑) 前日は写真を数枚撮るために登坂前に小休憩が挟めていたんですが、2日目は峠道を30㎞近く走ってきてそのまま登坂に入ったのでキツかったと思われます。もちろん前日の100kmライド疲れも多少は影響したかも。

しかぁし、本番は70㎞以上山越えツーリングをしてここに至るわけですから(^_^;)

イベントの際はペース配分を考えて走らないと脚付きお手つき転倒という残念なことになりかねません。気をつけなくては……。

 

せっかく、秋吉台に来たのですから、この日も写真を

 

 

 

撮りました📷

雄大だ\(^^)/

前日と打って変わり、この日はローディをここかしこで見かけました(^^)

天気が良かったですもんね♪ 雨は降るにしても3時ころということでしたので2時くらいまでに家に戻ればいいかなと考えてました。

 

この日の昼食は

 

 

 

 

阿知須のカンパニスタでタイヌードル! 美味かった(^p^)

 

ここからは、帰りルートを一思案。前日と同じ大道から小鯖に抜ける道はつまらないし、でも防府市街から更に東側まで行くと2時までに帰りつかないかもしれないし……。

で、思いついたのが、これまで避けていた県道194号線。これは山口市の菅内と山陽本線四辻駅近くを繋ぐ旧い県道です。

実はこの道にはトラウマがありまして……

 

クロスバイクのデビ男で菅内側から走ったときに辛く、しかも峠からの下りが激坂で恐ろしく、逆側から登れるわけがないと刷り込まれていたんです(^^;) 

※以下が当時のブログ。4年半も前です(* *)!

http://ameblo.jp/redcrossbike/entry-11149434664.html

 

 

 

 

山陽自動車道と新幹線の高架が見えるところ。鋳銭司(すせんじ)というところです。幕末から明治に活躍した大村益次郎所縁の地。

距離2.5㎞・平均勾配8.1%の登坂道のスタートです。

この道を進むと程なくして鬱蒼とした木々に囲まれた

 

 

 

 

ここへ。向こうの標識を拡大して頂いたら分かりますが、勾配10%の表示です。この辺りから本格的な登坂道になります。ヤブ蚊の襲来も本格的になります(笑)

 

 

 

 

途中の九十九折りの道での撮影。この日は既に秋吉台の壁を登った達成感から、もう登坂なんかどうでもいいので躊躇なく脚をついて撮影です(笑)

おかしい角度でしょ┐('~`;)┌

ただこの次にこれよりひどい九十九折りもありました。写真は撮ってませんが。この辺りから小雨がパラつきますが暑さを和らげてくれるのでOKです。

 

 

 

で、ここに。峠に到着です。名前は小峠といいます。バイキングな感じです。

そして、なぜか突然大粒の雨が降ってきました⛆

ザーザー降り(T T)

 

さあ皆さん、こんな時、なんと言えばいいかわかりますよね。

ご一緒に!

 

『なんて日だっ!!』

※タイミング的においしいが、周りに誰もいないので言っても盛り上がらない。

 

この道は左方向進みます。基本的に下りオンリーの道。

雨が降り始めの苔むした旧道、平均勾配6%のダウンヒルですから慎重に下ります。奇しくもこれまで経験していなかったカンパニョーロホイール・シャマルミレの雨天走行体験となりました。

見事なブレーキ性能です。ズルズル滑る感じは全くない!買ってヨカッタ(^^) 間違いなく安全を手に入れたと感じました(^^)v

 

無事に菅内の集落に下りてこれた時はホッとしました。

この後は、素直に家へ向かい帰還。

この日の走行距離106㎞・獲得標高1131mでした(^^)

 

それぞれのコースは

1日目

 

 

 

 

ブースターの日

 

 

になります。
パッと見るとよく似てますが、ちょい異なります。

 

 

2日間のワークアウト内容は、合計すると

 

走行距離   208.64㎞

平均時速   24.46㎞/hr

消費カロリー 4823kcal

獲得標高   2086m

獲得免疫   秋吉壁抗体は確認できず

 

 

でした。

果たして秋吉台の壁に対する免疫がついたのかどうかは分かりません。イベント前にもう一回くらい登りに行って免疫を獲得したかが分かるでしょうか。

ただこの坂の表情は多少把握することができた気はします( ´∀`)