ここ1~2週の寒波と積雪から解放された昨日2月4日土曜
山口市は晴天でした。街中にはもう雪のかけらも残っておらず、周南市鹿野の山の中に行こうとソロ・ツーリングを行いました(^^)
可能なら長野山緑地公園という山口県下で自転車で到達可能な最高地点に行けるといいなあという感じで出発。食事は以前行ったカフェMARUTAでもいいなあてな感じで、目的地をはっきりと定めずの自転車お出かけですから、「ある意味ポタリングと言ってもいいよね」とお気楽に思っていました。
このあと植村直己ばりの冒険をすることになろうとは露知らず……
 
山口市街地から仁保川沿いを走るお馴染みのコース。これは県道26号線です。
昨日は、これを完全トレースして周南市鹿野(かの)に至ろうと計画。通常は、グーグルストリートビューで事前にバーチャルツーリングをしますが、この日は思いつきで選んだコースなので事前情報なしでした。
松柄峠登坂の後、緩やかに下ると県道26号線は徳地八坂に至ります。ここから少し国道489号線を南下しほどなく左折、県道26号線の続きになります。以前、この道は藤の花で有名な場所があり、そこまで走行したことはありました。この日は、その先、自分にとって未知の登坂道になります。ワクワク(していたね、この時は)
 
 


徳地三谷という所での撮影。この辺りは山の斜面に雪が少し見られる程度で道路はご覧のように綺麗な状態です♪ 空も青くいい感じ。
 
しかしこの辺りから斜度が上がり少しずつ気温も低くなり道路脇に雪が見られるようになります。
 
 


ここでは歩いているお婆ちゃまとお話をしました。彼女は燃料用の木の枝を拾っていました。道路脇に雪も目立ち始め、なんかスゴイところに来た感じを覚え始めたところ(笑)
 
 


でいよいよやばいなと感じたこの場所。路面は部分的に凍結。いわゆるブラックアイスバーンになっているところも。昔クロスバイクのデビルで転倒したことを思い出します。
この山の中で転倒して動けなくなったらマズイ!スマホもケータイもアンテナ消失していて連絡の取りようもない有り様。
脳裏に浮かんだのが
 
「遭難」
 
とにかく転倒負傷は避けよう。少しでも路面凍結が怪しかったら自転車押し歩きをしようと決めました。左折すると霊場のお堂があると標識が出てましたが、そんなところに行っている場合ではありません(笑)
ここからそろそろと自転車で走っていると右に大規模林道の分岐がありました。ここは県道の方を進みます。
すると更に雪深い景色となり……
 
 


いよいよこんな風景に。路面にアイスリンクのように薄く氷が張っているのがわかります?
ヤベーなマジ……。早くこの山道を切り抜けよう。
 
ゆっくりロードで走っては、凍結路面では押しチャリ―で凌ぐを繰り返し繰り返し、漸く
 
 



山口市と周南市の境の峠に到着。帰ってから標高を調べますと、この名無し峠、601mでした。600m越えてたら雪は解けんのね簡単に(笑)
ここからド楽勝のダウンヒルと言いたいところですが、この部分凍結の路面状況。登るも地獄だが降りるも地獄。でも誰に行けと言われたわけでない、テメエの責任です(^^;)
 
幸いここからの下りではひどい凍結面は少なくブレーキシューがどれだけ削り取れてもいいという姿勢で降りて行きまして
 
 


この終点に行きついたときは正直ホッとしました。まあ、ある種の冒険を成しえた達成感もありましたが(笑)
 
ここより向かったのは緊張から解放されて空腹が強かったので
 
 


MARUTAに行きました。
※黄ロナゴがどこにあるかわかりますか?
 
 


名物のマルタ焼き(鹿野ソーセージ添え)を頂きました♪ エライ美味かったです(^^)
 
このあとに標高1000mの山中の公園に行くはずもなく(雪がもっとスゴイでしょう)、中国自動車道沿いの県道9号線を走行。これまでの印象から残雪はあまりないルートと思われたからのセレクトでした。
 
 


熊坂峠での一休憩写真。向うから上がってきました。で、これから左の九十九折を上がっていきます。残雪は僅かで走るのに問題はありませんでした。セレクションは正しかった♪
その後県道192号線に入る道で帰還です。
 
走行マップは
 



 
これです。赤矢印は、標高600mの名無し峠です。
で、ワークアウト内容は
 
 


これになります。
115㎞走行で獲得標高1130mと自分なりに走られました。
とにもかくにも雪中行軍に近い大冒険で毛がなく……怪我なくよかったです(^0^)v