2013年にロードバイクで山口市から北九州市小倉に帰った際、その戻りでは家族の厚い協力で、山口県の景勝地、角島まで車にロードバイクを搭載し、角島から山口市に100㎞走行して戻るという帰還を果たしていました。

ただその後の2014年、2015年と続けて雨の影響もあり、帰りは自家用車輪行で山口に戻るという情けない状態でした。

つまり過去を辿りますと、北九州市小倉の自宅から山口市の住処までロードバイクで帰還を一度も果たしていないことに気付き、愕然!

そりゃアカンやろ……

「自転車で小倉に帰っているんですよ」と言えても、「山口に自転車で戻るんですよ」とは言えない自分でした。

今年の8月中旬は猛暑で大変でしたけど雨は殆ど降らずついてました。
8月18日は念願のロードバイクで小倉宅から山口宅まで「ちゃんと」帰ることを実施することに。

どこを通るかは前日夜に練りまして、ほぼ中国自動車道に沿っての厚保(あつ)から美祢市東側に抜ける県道をセレクト。補給基地(グルメポイントね)は菊川町に2か所ほど当たりをつけました。ただ帰るだけはつまらないので途中にバブル時代の寂しき名残を織り交ぜて走ることとしました♪

朝8時にゆる~く小倉を出発(笑)小倉から門司港まで国道199号線を流します。平日朝なのでそこそこ混んでいます。





門司港に到着し、関門橋をバックに一人ボッチの出立式!





舟の中では観光客のように関門橋を激写するヤマグチポッター(笑)
その姿、動画エンディングにもいれてます。


下関からは、旧街道山陽道を辿り、功山寺、長府の街、小月と走り吉田まで。





ここには奇兵隊の陣屋跡あり記念撮影。ただ自転車で4回目ともなると感動に乏しい(^^;)

ここから菊川町に向い2か所のグルメポイントに振られ、仕方なく道の駅へ。





名物のそうめんをピリ辛冷麺風にしたメニューがあり、それをチョイス。結構美味かったです。


ここから吉田に戻り、県道33号線という中国自動車道沿いの道を東に走ります。





あっ、バス停♪

この停留所の名前は……





ニュージーランド村。時刻表もあり、過疎地のような運行数ですが一応バスが立ち寄るみたい。
民家ゼロなのに┐('~`;)┌

バブル真っ盛りの頃、全国に雨後のタケノコの如く出現したテーマパーク。ここ山口県も例外でなく、山口県美祢市に設けられたのが

「山口ニュージーランド村」
1990年開園、30haの面積を誇り、ゴーカート・アーチェリー・動物とのふれあいコーナー・レストラン等があったようです。で2005年に閉園。

現在の敷地を探索すると





広大な駐車場がありました。ただ、『関係者以外進入禁止』とあり、奥まで調査には行けませんでした。この景色をみて浮かぶのが


「夏草や 兵どもが 夢の跡」…… という芭蕉の句
※因みに東北には、今もニュージーランド村があるようです。

木陰に隠れドリンクを飲み満足バーを食して、しばし休息をとります。


ニュージーランド村バス停からの道は激坂下りとなり、漕がずに時速60㎞となります。せっかくなので動画にも入れました。動画ではきつい下りに見えませんが、結構な下り道です。逆から来るとキツそう(^_^;)


厚保(あつ)を過ぎて程なく右折し県道232号線へ。美祢線の踏切を越えて直進。横坂の交差点で国道316号線を横切ったあたりから登坂道になります。
ただこのあたりはまだそれほどキツイ勾配でありません。

この道は




ブルーの走行ルートを見ると明らかなように完全に中国道がトレースしていまして、伊佐PAあたりから根越トンネル横の県道232は中々の登り道でした。高速道に併走する県道や市道は概してアップダウンがキツイものです。
暑くて熱くて、途中木陰に隠れドリンク休憩。夏場のワークアウトは己を見つめてのペース配分と適切な休憩が大切(^^)


宇部興産道路と中国道の高架をくぐると




県道37号線に至るので、ここを左折し美祢市の方へ北上します。ここでドリンクが底をつき赤信号点滅!
何とか見つけた自販機で、スポーツドリンクとミネラルウオーターの2本を大人買いをします(笑)
ちなみに水は頭から被るため購入



美祢市東側の国道435号線までの涼木峠は少しアップダウンがありますが、北上する分は楽勝です。ただ名前ほど涼しくないこの日の気温(^^;)


国道435号線を右折しあとは型どおりに帰還。美祢に着くと家に着いた感がするんです(笑)


これが走行したルート






走行距離     110.3㎞
平均時速     23.4㎞/hr
消費カロリー   2550kcal
獲得標高     689m

の内容でした。


では、小倉→山口帰還の動画をご覧下さい。BGMは今年夏のマイブーム、あんまり暑くてすぐに日陰に隠れていた今回の自分のツーリングをイメージし、Mr. Bigから

Take Cover(意味は「(屋根等の下に)隠れる」)

です、どうぞm(__)m