先週末訪れた、懐かしい風景。
20数年前、通勤時に何度も見かけた。
あの頃の俺は希望だらけで、
この先に何があるのか、何が待つのか、全く恐れる事もなく。
東京という大都会を全身で謳歌していたわけで。
挫折らしい挫折もなく、くじけても、それを跳ね返すには充分に余りある、先輩、同期、後輩という強力な盾があった。
うん、俺自身はそんなに強くなかったんだな、きっと。
この当時の大切な仲間たち。
今でもこうして会えるという、なんか特殊な。
東京での俺の就職先。19の春。
昭和が平成に変わった年。
まだ日本がバブルに狂ってた華やかな時代。
時代は変わり、周りが様変わりしても、この場所は、建物は、全く変わらず。
奇跡だな。
SNSを通じて当時の後輩から連絡を貰い、この日の同窓会参加を決めた。
決めたは良いが、少しばかり躊躇した。
正直皆に会いたい気持ちが半分、会いたくない気持ちも半分。
何故か?
結果出せてないから。
もっと言うと、これから再会する仲間たちは家庭で、会社で、年齢相応の責任を、皆背負ってる。
そんだけ良い歳だもん、当たり前。
俺はそれすらない。
止まったまんま。あの日から。
だから、かなり不安だった。
皆に会うまでは。
会った瞬間、そいつは吹き飛んだ。
ホント、皆良い意味で変わってなかったんだ。
そりゃね、大半は家庭を持ってて、良い父ちゃん母ちゃんなんだけどさ。
これは正直驚いた。
進むとか、止まるじゃない。どうでもいい、そんなこと。
戻れるってこと。一瞬で。
後ろ向きじゃない。
あの頃を今の糧に変えて俺はこれから戦える。
そう実感出来た。
本当にかけがえのない出会いだったんだなぁ。
これからも、多分変わることなく会える大切な仲間たち。
会う前に気を張ってた俺が恥ずかしくなった。
ありがとう。
また会おう。
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