次に来たのは小さな地震。
『まただ…』
今度はさっきのよりも小さいけれどビルが動きます。
危ない…危ない!!
と言って
様子をうかがう人
おばあちゃんの手を取る人
パニックで怯える人
私はなんかのドラマに出てるのか?
と錯覚しそうになりました。
2、3回続いた余震、ようやく落ち着いたのを見計らって動き出した車。
私もとにかく状況が知りたく動きました。
レジのお兄さんからおつりを貰い、助けてくれたおばちゃんにお礼を言って向かった先は母親の仕事場
たまたま近い場所にいたので…
途中、ヘルメットを被った会社員
これは大事だ!!
と
確信しました。
母親を見つけるのは意外と簡単で、
とにかく帰ろう!!
と言って 自宅に…
お寺の石像?みたいなのが倒れていたり
タイルが落ちてきたり
とにかく酷い
としか言いようがない。
家は大丈夫か…と心配しました
幸い、私の家は被害はあまりなく…
家には兄もいて(ヘルメット被ってました)
近所の方は外へ出て様子をみたり
していました。
中は
グラスは割れてました。が食器棚の中でなので床は綺麗。
部屋は高い場所にあった物は落ちていました。
電気、ガス、はダメでした。
水道は出る場所と出ない場所があったそうです。
日が暮れる前に居間へ布団を移動
1つに固まり、避難しやすいようにドアの鍵を開けたままにしました。
寒いから
反射板を2台
これなら石油だけで助かる。
ロウソクを持って来て…
夜は過ごしました。
夕食は、冷蔵庫の中の物は悪くなるのでぶっこみ鍋を作りました。