変わらないのは時間のルーズな部分とどこからか出てくる自信

変わったのは聴いてる音楽と誰もいない隣

相変わらずな通学路

自転車置き場に置かれた自転車は前より数が減っていた


歩く速さも
持ってる荷物も
着ている服も

数メートル先にいたあの人も



誰もいなくて
全てが変わって


あの時の
私は
もっとやる気がなかったような…


相変わらず電車の時間も見ないで行くし

空は高い



先生に逢って話をした


昔よりムカつかない

成長したのかな、

それと
先生こんなに小さかった?


名前を言えば思い出してくれた先生
顔を見て
えっ?となる先生
校長先生いたし…

生徒会はなんかすごくなってるし。

待合室より後ろで待つ私は変わりません



あの頃とは違う
ただそれを知りました。
居心地が良かった、
本当にそれだけ
駅のホームで話しながら
待ってたあの頃
後ろ姿でキュンとなった

でも


私も変わりました

もう無い心を探そうと
必死になっていた数日前
戻ってやっとわかったよ

無いんだね、
どこにも

人と付き合うのはいいかもしれない。
だからこのままでいよう
でも
もう
同じ気持ちにはなれないから
違う形で
生きていこう、


学生服を着た私は
怒ってるかな?泣いてるかな?
あんたの心はやっと伝わりました。
でもね、今は違うの
ごめんね





もう2限目に間に合わないから
そうだ、マックに行こう…