先週、歯のクリーニングに行ってきました。
このところ、2回ほど続けて私の担当歯科衛生士の予約が取れず、別の人にやってもらっていましたが、やはりいつもの人がいいと思い、今回は彼女を指名してキャンセル待ちでした。
彼女は本当にきれいで真っ白な歯をしています。
親友Y子も彼女の患者なのですが、どうしてそんなにきれいな歯なのか聞いてみたそうです。
彼女は、Costcoで売っているホワイトニングを使っているのよ、と教えてくれたそう。
それだと安いから、と。
それ以上の情報をY子は持っていなかったので、今回、私が彼女に尋ねたところ、Crestという歯磨き粉メーカーのホワイトニング・ストリップを使っていると分かりました。
あの歯にフィルムみたいなのを貼り付けてしばらくしてからはがす、というものです。
その衛生士は私がわざわざ歯列トレイを作ってホワイトニングしていることを知っているせいか、「でも、このストリップは歯が白くなるのに時間がかかるのよ。あなたがやっているジェルの方が効果的よ」とフォロー。
私が「そのジェルのせいで歯が沁みてね~。私もストリップに変えてみようかなあ」とおしゃべりしていると、隣のブースにたまたま私のホワイトニング担当者がいて、「まだ沁みるの?」と割って入ってきました。
実はこの頃、ホワイトニングをサボリ気味だった私。
答えに窮していると、衛生士とホワイトニング担当者があれこれ話し出し、「あのジェルがいいんじゃない?」と言ったと思うと、戸棚から私が使っているのとは別のジェルを出してきて、「これを試してみて」。
今私が使っているものとほとんど同じように見えるのですが、こちらは沁みるのがマシだそう。
ただ、このジェルは2時間もつけていなくてはならないそう。
無料でくれるということだったのでありがたく頂戴してまいりました。
まだ使っていないけど。
その後、クリーニングになったのですが、衛生士の話だと、おおむねきれいに磨けてはいるものの、フロスを3日に一度ぐらいしかやっていないことがバレ、「フロスは夜は必ずやってね」と言われてしまいました。
そして、いわゆる歯茎のポケットに歯垢が溜まっているので、それはrubber tipを使って取り除くように、と指導されました。
彼女の言うとおりのプロセスを踏むとすると・・・、
まずは歯磨き。
その後に、rubber tip↓(棒の先端に小さなゴムが付いているもの)にて、歯のポッケに入り込んでいる歯垢を取り、
最後にフロス。
あ、それからホワイトニングも・・・。
こんなことを毎晩やっていたら、一体、歯のケアにどれだけの時間を費やすことになるのか・・・。
無理ですね、こんなフルコース。
私は以前、日本でお世話になっていた美容師のことを思い出しました。
彼女は本当に髪が好きで、まあ私の髪に時間も手もかけない性格をよく知っているので、せいぜいドライヤーで乾かして終わり、というようなスタイルにしてくれていたのですが、美容院では私の髪は丁寧にシャンプーされ、トリートメントもされて、乾かす前に頭皮マッサージ、熱から髪を守ってくれるというクリームをつけてもらい、ドライ、最後にツヤ出しのムース、とそれは手厚くやってもらいました。
おかげで美容院から帰って2日ほどは私の髪はつやつやしてまとまりも良かったです。
彼女自身は、その日の作りたいスタイルによってムースやスプレー、クリーム、ジェルなどを使い分けているとか。
本当に髪が好きな人は顔にお化粧をするのと同じぐらい、様々なツールを持っているのだと感心しました。
今回、歯のクリーニングで彼女の指導を受け、ふとこの美容師のことを思い出しました。
その道のプロというのは、じっくりとそれに手をかけるものだとつくづく納得。
よく、「美は先々に宿る」などと言いますが、毛先まで元気な髪や、笑ったとき、おしゃべりしたときに見える歯が白いと清潔で健康な印象を人々に与えるのだと思います。
せっかく得た歯のケア知識なのだから、頑張って取り入れていきます。