這い這いを完全マスターし、うんと行動半径が広まったちーすけ。
ある程度、自由に動けるようになったから、興味を引くものが目に入ると一目散にそちらへ這い這い。
彼の周りに、おもちゃを散りばめてあるのですが、どうも彼はそういうものより、私たち、大人が手にする何気ないものの方に魅力を感じるよう。
テレビの前に積んであったビデオテープを一本一本、丹念に調べた後、ようやく自分のおもちゃに戻って行きました。
自由に動けるようになったものだから、私がいなくなると、母親探しの旅が始まります。
私がキッチンなどにいて、手が離せないときは、テレビをつけてちーすけの注意を引きます。
テレビやビデオを赤ちゃんに見せるのには賛否両論あるアメリカ。
どうしても一方通行(テレビ→赤ちゃん)になるので、2歳までは見せるべきではない、という意見がある一方、親友Y子は賛成派。
彼女の話によると、娘のGちゃんにはかなり小さい時からテレビやビデオを見せていたそうです。
そのせいか、Gちゃんは言葉を覚えるのが他の子供より早かったとか。
そして、彼女の友達でかたくなに2歳まではテレビ、ビデオを見せなかった人がいるそうですが、その子は話し出すのがだいぶ遅かったそうです。
Y子いわく、「Gはテレビから言葉を聴いて覚えたんだと思う」。
私としては、別にテレビを見せる、見せないという確固とした考えがあったわけではないのですが、テレビをつけているとちーすけが見ているので、せっかく見るのなら、と子供向けのチャンネルにしてあります。
そして、最近。
ちーすけはTeletubbies が好き、ということが判明。
イギリスに住んでいた時に、あの番組をたまたま見て、「なんてセンスのないキャラ!」とイギリス人をバカにしていたものですが、まさか、わが息子があのへんてこりんな人形に魅了されているなんて・・・。
私としては同じ子供向け番組でもアカデミックなSesame Street を見せたいのに、こちらを見せても彼はあまり興味がないらしく、他のことをしています。
昨夜はTeletubbiesを見せて私たちが晩ご飯を食べていたのですが、彼はテレビを真剣に見ては、時々「えへへ」と楽しそうに笑っていました。
何が赤ちゃんの琴線に触れるのでしょうか?
前にY子が「テレタビーズはAnti educationalな番組。だって、出てくるキャラクターは『オッオ~』とか笑い声とかばかりで、全然会話になってない。あの番組から何を学ぶのか?」と言っていました。
そのときは私は「そうだそうだ!」と共鳴していたのに・・・。
ちーすけはあまりアカデミックな赤ちゃんではなさそうです。
***Sesame streetと、Teletubbiesはそれぞれホームページにリンクしてあるので、見てみてくださいね。