今朝は、初めてちーすけをAmurutaに預けてみました。
下に住んでいるインド人一家の長女です。
夫・Cがどうしても今朝は早くオフィスに行かなくてはならず、私がカレッジから帰ってくるまで待てない、とのこと。
ふだんなら、「じゃあ、カレッジは休むよ」となるところなのですが、来週火曜日にファイナルがあるため、今週は出席しておきたい私。
そこで、Amurutaの登場です。
昨日中に彼女のお母さん、Sheelaに事情を話しておき、Amurutaが8時15分にうちに来てくれました。
小さなリュックを肩に掛けて現れた彼女を見ると、なんだか初仕事に来た初々しさを感じました。
ちょうどちーすけは寝ていたので、彼が起きたらやって欲しいことを手短にを説明。
さすが、13歳年の離れた弟の世話をしているだけあって、なんでも良くわかっているふうでした。
私なんて、ちーすけが生まれるまで赤ちゃんのオムツすら替えたことなかったのに・・・。
「今はまだちーすけは寝ているから、リラックスして過ごしてね」と言うと、彼女はにっこり笑って、ソファに座り、リュックから本を取り出しました。
ベイビーシッターってまさにこういうイメージ。
赤ちゃんが寝ていると、やることはないから読書、という図。
さて、カレッジでは間もなくファイナルということで、先生の講義が長かったです。
ピアノを弾くテクニックは、人間工学もふまえているのだなあ、ということを感じました。
とにかく、間違えないように譜面だけを追っているようでは、まだまだ。
帰宅すると、ちーすけはちょうどAmurutaからbottle feedingしてもらっていました。
私の顔を見ると、にっこり。
朝はだいたいご機嫌な彼です。
起きたときも泣かなかったそうで、良い子にしていたようです。
Amurutaに今日のベイビーシッター料を渡そうとすると、「そんな、もらうわけにはかない」と言うのですが、「お母さんには話してあるから。これは、あなたの夏のバイトよ」と説明しました。
彼女はそれ以上は拒否せず、受け取ってくれました。
昨日もお金の話になったとき、Sheelaは、「Oh, please forget it」---そんなことはいいのよ---,と言ったのですが、「Amurutaが自分の収入を管理する良い勉強になると思うから」と私はお金を払いたい旨を言いました。
夫も、お金をもらったほうが責任を感じてくれるだろう、と言うし。
いくら払うかは明言しなかったのですが、夫と相談のうえ、30分$5にして、今回は1時間半だったので$15払いました。
でも、これは15歳の女の子に払うには多すぎたようです。
午後、夫が会社から電話してきて、時々ベイビーシッターを頼む日本人に、いくら払っているか聞いてみたそう。
その夫婦が頼んでいるのは、日系人で大人のベイビーシッターだそうですが、それで、1時間$15。
その人が言うには、高校生の女の子だったら1時間$7ぐらいで良かったのでは?とのこと。
う~ん、事前にリサーチが足りなかったか・・・?
私たちがこの金額を設定したのにはちゃんと理由があります。
以前、私たちの隣に住んでいたハンガリー人の女性(30歳)が、ベイビーシッターのアルバイトをしていたのですが、彼女は1時間$15もらっていたそう。
そして、 彼女の話だと「1時間で$15は安い」。
だから、私たちは、Amurutaは高校生でもあるから、1時間$10にしよう、でも、もうちょっと細かい時間区切りの方が万一、帰宅が遅れても気分的に楽だから、ということで、30分で$5,となったのです。
しかし、よくよく思い出してみると、そのハンガリー人が通っていた家は子供が5人もいたので、それを全部見るのに「1時間$15では安い」ということだったのかも・・・。
明日は、カレッジでアドヴァンスクラスの生徒たちがステージでピアノ演奏する日。
午後12時からなので、Amurutaに同行を頼み、ちーすけが騒ぎ出したら外に連れ出してもらう、という約束ができています。
だから、明日の分は払わないで、今日、多めに払ったということにしよう、と夫と話がまとまりました。
なかなか人を雇うのも難しいものです。
まして、それがよく知っているご近所さんとなれば・・・。
私たちにとっても勉強になる出来事でした。