風邪を引いてしまったようです。
昨日、午後からなんとなく体がだるくて腰が痛いな~と感じていました。
のども痛くて鼻づまり。
これはきっと花粉症だと思っていました。
私は杉とヒノキに反応する花粉症なのですが、アメリカに住み始めてアレルギーの検査を受けたところ、もっとも激しく反応してるのは、芝生だと判明。
日本だと、芝生ってあまり身近ではなかったのですが、ここでは住んでいるアパートメントの地面は基本的に芝生。
この季節、芝生の花が咲いています。
しかも、雨季が終わって乾燥した日々なので、目で見えるわけではないけど、花粉がもうもうと飛んでいる気がします。
いつもなら、こうなる前に薬を飲み始めるのですが、今期は授乳中なので、自主的に薬を控えています。
産婦人科医のDr.Uには常備しているこの薬、「飲んでも授乳に影響しない」と言われているのですが、ちょっと臆病で飲めない私。
でも、これぐらいひどくなると飲まなくては体が持たないし、普段の生活にも影響が出るなあ、と思い、夫・Cに相談してから飲もうと決めました。
帰宅した彼に体の症状を説明すると、彼は「熱を計ってみよう」。
熱は37.9℃。
久々の高熱にふたりでびっくり!
アメリカでは摂氏よりもファーレンハイト(華氏)が熱の単位(?)なので、今度は体温計をファーレンハイトにセットして再び測定。
結果は・・・・
100.0度
この数字を見ただけでフラ~っときた私。
続けてちーすけの熱も念のため計ってみたら、こちらは平熱でした。
夫は、「どんな薬を飲んだら良いか、先生に電話して聞いてみよう」と言って、早速、受話器を取り上げました。
驚いたことに、彼は小児科の24時間コールに電話し、「妻が高熱なのですが、何か薬を紹介してください。彼女は授乳中なのですが・・・」
「え? それはちょっと違うんじゃあ・・・」と思った私。
電話を受けてくれたオペレーターが親切な人だったのか、「それなら、産婦人科の担当だから・・・」と言って私の名前と、かかっていた産婦人科医を聞いたうえで、「では、on callのドクターから電話をしてもらいます」。
産婦人科医と小児科は同じ病院に属するグループなので、こういうときに便利。
それにしても、私の発熱に対して小児科に電話するなんて、夫の中心はあくまでちーすけなんだなあ、と感じた出来事でした。
約30分後、ドクターから電話があって、私の症状を説明する夫。
ドクターの判定は、「風邪」。
花粉症を疑っていた私ですが、これだけ高熱が出るのは風邪だろうとのこと。
薦められた薬は、熱さまし用にイブプロフェン、タイレノール、アドヴィルのいずれか、鼻づまりには妊娠中に飲んだことのある薬。
幸い、まだ手元に薦められた薬があったのでこれを服用しました。
倒れるようにベッドに横になり、ちーすけのお風呂と夜中の授乳は夫が担当。
ちーすけの泣き声で時々目を覚ましたものの、授乳しなくて良いので朝までぐっすり眠れました。
朝、少し遅めに出勤していった夫は、4時半ごろに帰って来てくれたので、ちーすけの世話も今日は楽でした。
そのせいか、もう熱も下がり、ほとんど体調は元通りになりました。
日本に住んでいても、頼れる親が遠くにいると、体調が悪いからすぐに来てくれ、というわけにはいきませんし、まして、海外となると、夫婦ふたりで協力してやるしかありません。
こんなに早く治ったのがせめてラッキーだったと言えそうです。
周りで風邪を引いている人がわりと多いようなので、北カリフォルニアにお住まいの方、気をつけてくださいね!