昨日、ホテルの隣のショッピング・モールでフラダンス・ショーがありました。
去年マウイに行った時もそうだったのですが、地元のショッピングセンターでは夕方から2回ほどフラダンス・ショーが行われます。
もちろん、無料。
10人ぐらいのダンサーが2,3人ずつ組になって踊ります。
年齢が幅広く、小さい子供はおそらく5歳ぐらい。
年長者で高校生ぐらいに見えます。
ほとんどみんなジモティな顔立ちですが、よく日に焼けて引き締まった細い手足でフラダンスを踊ると、とても優雅でハワイアンな雰囲気に誘ってくれます。
昨日のショウ-では、男性ダンサーがふたりいました。
ひとりは、まだジャクソン・ファイブで歌い踊っていた頃のマイケルみたいな男の子。
アフロヘアにくりくりした大きな目が印象的。
もうひとりは、彼より年長でネイティヴ・ハワイアンと思われる男性。
フラダンスを男性が踊るものなかなか興味深いものでした。
また、昨夜は最後の夜だったのでホテルでディナーにしたのですが、ここでも、物静かなウクレレとフラのライブをやっていました。
私たちが食事を終えてレストランを出るときに、彼らのショーも終わったので、ウクレレ奏者と少しだけおしゃべりをしました。
おだやかな表情の彼に、「日系ハワイアンですか?」って聞くと答えは「No」。
彼は、日本人とフィリピン人、中国人、それに地元ネイティヴ・ハワイアンの混血だそう。
ハワイには多くの移民が来ているので、Mix marriage(人種を超えた結婚?)は多いのだそうです。
また、彼は「あなたたちは?」と聞くので、「私たちは日本人で、今はアメリカに住んでいます。」って言うと、嬉しそうに「My wife's name is IWATA.」と教えてくれました。
奥さんもまた、フィリピンや中国の血が混じっているそうですが、きっとお父さんが日系人なのでしょう。
夫・Cが「ウクレレで弾く曲というのはクラシックなものだけなのですか?」と聞くと、彼は「クラシックなものもあるし、それらをアレンジした曲もあるし、新しい曲がどんどん作曲されているよ」。
また、彼は「ウクレレを弾き、それを聞いてもらえる場所が年々少なくなってきているのが残念だ。」とも言っていました。
夜、たいまつの明かりの元、波の音を聞きながらウクレレの音に耳を傾けるっていうのは、ハワイでしか出来ない時間の過ごし方だと思うので、私は大好きなのですが・・・。
フラダンスとウクレレはず~っと続いて欲しい、ハワイの文化ですよね。