私が矯正したい、と思った理由は、

①歯並びに満足していなかった。

②牛タン、タコなどが食べづらかった。

③食べ物をきちんと咀嚼できないと、内臓の病気につながる。

   

でした。

   

特に、噛み合せが悪い食べ物をきちんと噛めなくなる栄養が偏る病気になる。

というおそろしい結末を雑誌か何かで知ってからは、ますます矯正に興味がわいたものです。

   

それを裏付けるかのように、私は年々、タコやイカ、牛タンなどの歯ごたえがあるのかないのか分からないようなモノが噛み切れなくなっていました。

   

年をとっても自分の歯で食事をしたい!

  

この思いが私を矯正に押し出しました。

   

で、実際に紆余曲折を経て、矯正を始めたわけですが、これは、歯に対する美意識が高まるとともに、口の中を眺めながら「ここも直したい、ここも、こっちも、あっちも・・・。」とどんどん深みにはまっていくのです。

   

例えば、奥歯の詰め物

これは、今、私の口の奥底でシルバーに輝いているわけですが、これを歯と同じ色のものに変えたい。

歯のホワイトニングもしたい・・・。

もちろん、歯周病予防のためのクリーニングだって、一生続けていきたいし。

   

そんな話を親友Y子にしていたら、彼女も「そうそう!私もそうなのよ~。」とひざを進めてきました。

   

行動力あふれる彼女は、早速クリーニングに行った時に、歯科衛生士に詰め物の件を聞いたそう。

なんと、一本$900

   

大口開けて笑うと見えてしまう下の歯だけやったとして、4本X$900=$3,600.

・・・・・・、無理っぽい。

   

とは言ってもそこはアメリカ。

このお値段は、保険がきかなかった場合で、Y子の保険だと半分はカバーされるそうです。

   

でも、矯正にすでに$8,000かけて、さらに詰め物を変えるなんて、やっぱ、歯を美しく保つのはお金持ちだけしか出来ないのかなあ。

   

私が矯正を始めた本来の目的、「体を健康に保ち、年老いても自分の歯で食べられる。」ってところに立ち戻り、ホワイトニングや詰め物についてはあきらめるべきなのかなあ。

   

なんか、顔の美容整形にハマって行って、体まで整形する人の気持ちがわかるようになってきました。