野村謙二郎新監督誕生記念に | 暇つぶし時々カープ

野村謙二郎新監督誕生記念に

ブログを始めたいと思います。


とりあえず、今日の就任会見をテレビで見れんかった人のために、会見の模様をお伝えしますけえ暇なら読んでつかーさいやw


『皆さんよろしくお願いします。昨日球団の方から正式に話を頂きまして、球団の熱意と、そして僕の熱意といろんな話をさせていただいて、気持ちよく監督就任することになりました。まぁ、チームはここ数年低迷してますし、クライマックスシリーズに向けて悔しいシーズンを戦ってきたわけでなんですけども、僕からすれば目指すところはクライマックスシリーズではなく、カープの黄金期、強かったカープの時代、そのときの沢山のファンの期待に応えるように、やるからには優勝目指したい、という風に思ってます。』


質問 1

あらためて、新監督になられた今のお気持ちを聞かせてください。


答え 1

そうですねぇ、すごく張り切っていると言いますか、やるぞーという気持ちと、少し、正直大丈夫かなあ、というところもありますけど、今の気持ちは勝つことしか考えてないです。


質問 2

監督を引き受けるにあたり迷いのようなものは一切ありませんでしたか?


答え 2

いいえ、迷いは全く無かったです。とにかく僕も17年間カープで選手としてやってきて、今こうやって後輩たちが、その伝統を受け継ぎながら戦っていくなかで、一生懸命プレーしてる姿っていうのはOBとして非常に嬉しいですが、ただ、なかなか成績が上がって来ないっていう悔しさもOBとしてあります。そういったなか自分がこのチームに入って指揮を執りながらチームを強くしていく、それに対して自分が少しでもチームの力になればいい、カープを応援してくれる全ての皆さんの期待に応えられるように出来たらいいな、と強く思っております。


質問 3

どのような監督を目指してますか?


答え 3

どのような監督っていうことで・・・たぶんこういうことは聞かれるだろうなって思ってたんですが、勝てる野球、例を出しますと、後半戦クライマックスで本来カープがやらなきゃいけない走塁を他のチームにやられた。あれを見たときに、これは非常に残念なことなんで、すばらしい走塁、これはカープの伝統でもある、お家芸でもあるので選手にもっともっとやってもらいたい。一つの例ですけど、そういった野球をしたい。単なるスピード野球、機動力野球といいますと言葉がちょっと大まかになってしまうので、全ての面でレベルアップそして、カープらしい野球を求めていきたいなと思います。


※ 例の走塁とは、東京ドームでG坂本が送りバントでセカンドから一気にホームに帰ったときのことです。思い出しただけで胸くそ悪くなってきたw


質問 4

非常に若い監督でいらっしゃいますけど、選手とどのように接していこうとお考えですか?


答え 4

そうですねぇ、一緒に現役時代やってた選手もいますし、自分の若さといいますか、そういったところを前面に出して、極力グランドで自分も体を動かしながら戦っていきたいなあというふうに思います。


質問 5

現役を引退して、外からずっとカープを御覧になってたわけですが、どのように現在野村さんの目に映っていたでしょうか?


答え 5

まずひとつは、僕が現役を引退して変わったといえば、このすばらしい球場ができたということで、これはもう選手にとってもファンにとっても非常に素晴らしいものであるし、この新しい器の中で戦っていくということが一つ変わったことで・・・

そうですねぇ・・・まぁ、この球場は正直言ってまだ自分達のものになっていないなぁ、という感じがするので、自分達のものにできるよう戦っていくこと、来年以降皆さんに愛されるチームであるとともに、ファンの人からこの球場に来るのが楽しい、球場に来て楽しい、試合に勝って楽しい、そういうチームづくりをしていきたいなあと思います。


質問 6

野村監督はファンにとって待望の監督だったわけですが、そのあたりの期待の高さについてはどうですか?


答え 6

正直なところ期待の大きさっていうのはあまり感じてないんです。こういう言い方をすれば失礼かもしれませんけど、これから序々にグランドに出たりすれば、そういう緊張といいますか、重みといいますか、そういったことがひしひしと感じられるのではないかなと、そういうふうに思うんですけども、とにかく何度も言うんですけども、強く、よくやったぞ、とシーズンが終わったときに胸が張れるような、そういうチーム作りと、そういう監督になりたいです。


質問 7

背番号77番ということですけど、この番号についてはいかがですか?


答え 7

まあ、言うまでもなく、皆さん思われるとおり7が一つ増えただけです。


質問 

7が一つ増えたことで、そこに意図することは?


答え 8

そうですねえ、背番号のことは皆さん気にされていることと思うんですけど、7という数字は私が現役時代つけていた番号で、私も球団からの打診のなかで背番号7の永久欠番という話はいただいたが、僕はその時点でお断りしているので、当初から7をつける気は無かったし、まあただ7っていうのはやっぱりカープの中で思い入れがあるので一つ7を足してもらっただけで、あんまり深い意味はありません。


質問 9

先ほどから野村さんの口から、強くなる、チームを強くするという言葉が出ているんですけども、まあ現状広島カープは非常に優勝から遠ざかっている、Bクラスが続いているというところですけども、どこを強化するんでしょう?どういう風に強くするのか具体的に教えていただけますか。


答え 9

具体的に言うと長くなりますので端的に言わせてもらいます。全部強化してもらいます。全ての面で。技術もそうですし、精神的なこと、野球に対する考え方、取り組み、全てにおいて一歩、二歩、散歩、レベルアップしてもらいたいと思ってます。


質問10

単年契約ではありますけども、長期政権になると言われていますが、どういうふうに1年目あるいは長期に渡ってチーム作りをされるのかお聞かせください。


答え10

とにかく今初めて私もこういう立場になりましたし、自分の中でこういう野球をするというのは頭の中にあります。ただ今それをどうこう言われましても時間も長くなりますし、ただ自分の目指す野球を一生懸命やる。先ほども言ったようにクライマックスが目標ではないわけですから『優勝する』とにかく選手にもそういう気持ちでAクラスを目指すという気持ちはやめてもらいます。優勝を目指す、それがまわりから笑われようが何しようが、自分達がそれに反発して戦っていく。そういうチーム作りをしていきたいと思います。


質問11

秋季練習、キャンプが目の前に迫ってますが、まず選手達と顔を合わせてどんなことを声かけたいと思いますか?


答え11

まあ選手達に会って話すことと言えば、勝ちに行くぞ、と第一声はそうなると思います。それ以外のことは今頭に浮かびません。


質問12

本当に期待を込めているファンの皆様にどんなことを言いたいでしょうか?


答え12

今年新しい新球場元年ということで、すばらしい球場ができました。で、クライマックスを戦う中で地元広島のファン、そして関東でも沢山応援してくれてるファンの皆さん、非常に熱いカープファンが全国にいるなあってことを改めて思いました。僕が現役をやめるときに3つの日本一ってことを言葉にしたんですけど、僕はいまこの球場が日本で一番すばらしい球場であると思ってますし、ファンも日本一、あとは選手が結果を出して日本で一番素晴らしいチームになる。とにかくその3つの日本一というものをあらためて自分のむねに構えて、しっかり戦っていきたいと思う。


                                以下余白