北部九州の自動車生産150万台へ、各社が続々増強
北部九州の自動車産業が拡大のテンポを速めている。福岡県や自動車関連企業で組織する「北部九州自動車150万台生産拠点推進会議」(会長・麻生 渡福岡県知事)は22日の総会で、今年度に150万台生産を達成する目標を改めて確認した。車両メーカーの工場が続々と稼働し、開発部門の拠点化も進んで いる。
「2004年に3600人だった従業員が今は8500人。3年で2・4倍に増えた」
北九州市で開かれた推進会議の総会で、地元企業関係者ら約700人を前に、トヨタ自動車九州の渡 辺顕好社長は、好調な事業をこう説明した。
トヨタ九州の生産能力は43万台だが、07年度は高級車「レクサス」の北米向け生産が好調で、能力を超える44万台を生産した。来年度は「生産能力を46万台に高める」方針だ。
会場では他のメーカーからも「今年度は50万台を生産する」(川瀬賢三・日産九州工場長)、「早期に年産50万台を実現し、国内生産の40%を担う」(東迫旦洋・ダイハツ九州社長)と積極的な発言が相次いだ。