私達は、お互いの母国ではない国に住んでいる。
よって、私達はお互いに母国語で会話することができず、会話は英語になる。
お互いが母国語でない言語で喋るとどうなるか。
伝言ゲームみたいに、会話の微妙な取違が起こることがある。
特に、日本語は大変抽象的な、美しい言語。
はっきりと言うことを美徳としない。
反対に、ダンの言葉はとてもストレート。
ストレートに言われると、私は失礼に感じるし
抽象的に話されると、私が何を意味しているのかダンには伝わらない。
付き合った当初は、はっきりと物事を話してほしい、
感情をもっとストレートに出して欲しい、と良く言われたものだ。
もっとも、ダンに対しては今でははっきりストレートもストレート、感情はむき出しだけれど。
もちろん他人の前では日本人のすみれのまま。
付き合った当初に、会話が大変ではないのかと心配されたこともあったけれど
特にそれは感じたことはなかった。
もっとも、私はいまより英語は喋れなかったが
今から思うと、大した会話をしていなかったんだと思う。
でも、やはり、教養のある高レベルな会話を嗜むためにも
夫婦として深い長いおつきあいを楽しく続けて行くために
相方が日本語を喋らない限り
国際結婚をするからにはある程度の高度な英語力(または住んでいる国の相方が喋る言語)は必要だと思う。
特に、ハイスペックな外国人との結婚を夢見ている場合
そういった殿方の奥様になれば、社交場に連れて行かれることも多く
そこで、社交力が必要になる。
大勢の前で話すことに慣れていない文化の日本人にはただでさえ難関である。
ただ、微笑んでいるだけでは馬鹿にされるので、語学力も大変重要になってくる。
イントネーションや訛りなんかはセクシーだと思われるし、問題ではない。
ユーモアに富んだ、知的な会話ができれば合格だと思う。
なので、日本に住みながら高スペック男子を狙う国際結婚紹介所
将来は海外移住も夢じゃない♪
なんてものには大変疑問を感じる。。。
結婚はゴールではなく、始まりにすぎないのだから。
もちろん、低脳な外国人もたくさん存在するので
そう言った相手には高度な英語力(または相手の喋る言語)は必要とされない。
最初は見てくれやロマンチックさのみに焦点を当てて恋愛していても
生活が始まって行くと、相手のあまりの現実味のなさに嫌気がさしてくる。
英語力が低いだけで、実は女性の方が賢いので
そのうち相手が低脳なことに気づき、尊敬できず
一緒に生活する意味を見出せなくなってくる。
男性側にもそれが伝わる。
可愛らしかったはずの女性が変わってきたことに怒りを感じ生意気に感じ
そして浮気に走るパターンが多く
女性もそのうち相方に愛想が尽きて結局別れに至るパターンになる。
付き合い当初は、することは一つ。
とにかく外国人男性との付き合いはセッ◯スばかりだからあまり気づかないけれど。
結婚となると、話は別。