ピューーーー(風)・・・
ピューーーー・・・
カランカラン
ワオーーーーン・・
北風がエビ身に染みるある日・・
えび太郎はいつもの様にツマツマしようと歩き回っていた・・
「流木をツマツマするのも飽きてきたな~・・
ほとんど食料らしきものはついてないし・・」
荒れ果てた大地で一人、淋しくツマツマするエビ太郎だった・・・
《ママ早く~~~》
〈そんなに慌てないのエビ斗~、転んでも知らないからね~〉
《だってお腹ペコペコなんだもーん》
〈エビ斗~、今日はエビ斗の好きなタブレットパゲティよ〉
《わーいやった~!》
〈パパもお仕事早く終わったから新しい水草を採ってきてくれるっていってたわよ~〉
《わーいわーい水草っ水草っ水草っ・・》
幸せそうなお隣さんをしりめに、エビ太郎はなんとか正気を保つため、よりいっそう強くツマツマを続けていた・・・
【ハッピバースデートゥーユー・・・
ハッピバースデートゥーユー・・・・】
[えび太郎~~、誕生日、おめでとう~~~~!]
「え!!!!!!!」
「えび子母ちゃん!・・えび美姉ちゃん・・おじ、いや お婆ちゃんまで!みんな生きていたんだね」
[なにを寝ぼけたこと言ってるんだ、頭でも打ったのかい!?]
「う、ううん・・大丈夫・・」
[ほら!誕生日プレゼントの水草よ! お前水草の上でタブレットバーグ食べたいって言ってただろ!?]
「うん!ありがとう母ちゃん!!」
”ツマツマツマ”
”強ツマツマツマ”
”ツマツマツマ”
”弱ツマツマツマ”
「水草の上で食べるタブレットバーグは
おいしいねーー」
[そうだろ~、こんな立派な水草はなかなか採れないんだよ~
しかも今日のタブレットバーグはお姉ちゃん得意の煮込みタブレットバーグよー、おいしいかい!?]
「うんっ!!!!!」
[よしっ、もう一回歌おうっか~]
【ハッピバースデートゥーユー・・
ハッピバースデートゥーユー・・・ ・・・ ・・
ピューーーー・・
カランカラン
ワオーーーーン・・
「夢・・夢か・・・
欲しい・・欲しいよー・・
水草・・・・・・・・・・」
えび太郎の悲しみは途轍もなかった・・
そしてえび太郎に問いたい・・
そこじゃないだろ!!!!!!!!!!
ということで、えび太郎の要望に応えまして、
水草投入を決定致しました。





