ETS手術を考える前に~手汗で悩んだ経験者からのアドバイス -3ページ目

⑦続・代償性発汗

そして、手術をした2005年の春先から現在に至るまで、
代償性発汗との闘いが続いています。

最初の年の5月頃はとにかくパニック状態でした。
脇の下と胸、背中からの汗がひどく、通勤するだけで
Tシャツはもちろんのこと、ワイシャツまで
びしょびしょになりました。

それこそ水をかぶったような状態で、
上着にまで汗が染み出てくるほどでした。

そして腕から上はいっさい汗はなく、むしろ乾燥
しているという妙な状況です。

それでも私の場合は、幸いにもひどいのは上半身だけで、
腰から下は真夏でもない限り、
それほど気にはならないレベルでした。

ネットなどで、私と同じように代償性発汗で
悩んでいらっしゃる方の状況を見ると、
尻や太もも、足の裏からも異常発汗があるようです。

中には座ると、その接触面が汗でびしょびしょに濡れるので、
人前ではシミが目立つ椅子やソファには座れない
という方もいらっしゃいました。

しかし、そんな代償性発汗も、私の場合は季節によって
ほとんど気にならない期間もあります。
11月~3月の間です。

この期間は、手からも顔からも体からも
異常な汗をかくことはありません。
というか、汗が気になることがほとんどないのです。

しかし、春から秋までは正直、毎日が地獄です。

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