認定調査後、夫より「床屋に行って髭を剃ってもらいたい。」とのリクエストがあり車椅子をお借りして院内にある床屋さんへ。
夫を病室へ送り届けたのち、13時からのソーシャルワーカーさんとの面談まで1時間近く時間があるので軽くお昼を食べる。
13時になり夫も同席して面談開始。実際対応してくださったのはトータルサポートセンターの看護師さんだった。(以下Kさん)
3月から体調がすぐれない。
4月以降は骨転移の痛みがひどくなってきている。
食事量が減っており体重がこの1ヶ月で72キロから68キロになった。
日常生活動作(特に起き上がり、入浴、着替えについて)に問題が出てきている。
こちらの困りごとが簡潔に伝わるよう、具体的な事例を箇条書きでまとめたものを作成しお渡しした。
結果、自宅へ戻った後は訪問看護と(夫の希望である)訪問リハビリの利用を進められる。
夫からは「自分はまだそのようなサービスは必要ない」との発言があったが、私の早く利用させて欲しいという思いがダダ漏れだったのだろう、すかさずKさん「できる限り早く介入していただき、訪問してくださる事業所、看護師、リハさんとの関係を築いておくことが大切ですしお勧めですよ。」と早めの介入を誘導してくれた。
次に痛みのコントロールについて。
夫、ここでもゴネる。
医療用麻薬という言葉に抵抗があるのはわかるが、ここは専門職の方に説得していただくことにしようと私は極力口を挟まず様子見。多少の渋々感を醸し出しながらも使用を納得した。
そして、今後の治療について。
カバジタキセルの話が出ると、「やります!それをするしか助かる方法はないのですから。」と夫即答。
言い出したらテコでも動かないのは今までの経過からわかっている。抗がん剤継続に対し、私なりの思いがあるがここでは黙って聞いていることにした。
ここまでの話をKさんからケアマネージャーさんに伝えていただくこととして面談終了。
Kさんと私で夫を病室に送り、その後二人で話をさせていただく。
現時点では、放射線や抗がん剤という選択肢があり、臓器への転移がないので(正しくは3月に肝臓に影があると言われたが転移であるのかは結局不明)まだ時間はある…。その辺の話は何かあれば医師からすることとなりますので、とのことだった。