本日、受診日。

14:00に泌尿器科。

16:20に放射線科の予約のため12時過ぎに家を出た。


13時過ぎに採血を終え、院内のレストランで昼食。なんだか私も疲れているのか食欲がなく、二人とも雑炊をオーダーした。


14:30頃に診察室へ呼ばれる。


この時は夫は緩和ケアについて、私は介護保険の申請について話をする気マンマンでいたが…


「貧血の数値がまた下がっていて前回より低くなっています。緊急入院し輸血をお勧めします。」


といきなり出鼻を挫かれた入院話。


さらに、PSAは上昇し200を超えた。


カバジタキセルがまもなく供給再開できそうです。


と話が続き、夫も私もしばし呆然…。


結局、夫は輸血をお願いしますと答え緊急入院決定。


その後、私から介護保険の申請の件についてお話したいと切り出すと、「申請の件は奥様が動かれているんですよね。それでは二人で話しましょうか?その間ご主人は中待合でお待ちください。」と言ってくださり夫退室。


先週末にトータルサポートセンターへ行き介護認定を受けることを勧められ、申請をした旨を伝えると、「ご主人の状態から見て、既に動いてくださっていて良かったです。前回より痩せられていますよね。」


本題の主治医意見書について,傷病名に末期はつくか否かについては、


「末期という定義は実はあやふやなものですが、カバジタキセルの投与を行うとすれば標準治療継続中となり本来末期とは言えません。ですが私は現状から見てつけた方が良いと思うので末期とつけます。」


「そうしますと、今後は、日々体調が変わることへの不安があり、元々あった高血圧や皮膚疾患等の通院がこの数ヶ月できなくなっており私が代理受診しています。そのような理由から訪問看護や訪問診療の利用も検討したいのですが。」


「訪問看護はぜひ利用してください。末期とついていれば訪問回数も増やせますね。訪問診療はカバジタキセルをするのであればそれが終わった後での利用となります。」


その他、夫が同席している時には聞きづらい緩和ケアやカバジタキセルの効果についてなどの質問をさせていただく。


その中で、カバジタキセルについてはやってみなければ効果があるかどうかはわからない。夫のように貧血がある場合効果が得られない可能性が高い。状態によってはむしろ寿命を縮めてしまう可能性があるとの話があった。


今後、貧血の理由を検討し入院治療の経過をみて、退院後にカバジタキセルを行うかどうか、また緩和ケアについても本人を交えて改めて話をして決めることにしましょうとなった。


最後に主治医より「ご本人には希望を失わないでほしい。治療をする上で希望を持つことは大切なことです。」そして、私もねぎらいの言葉をいただいた。


こんなことは初めてだったので一瞬不覚にもウルッときてしまったえーん


その後、入院前検査で、心電図と胸部X線撮影をし半月前までお世話になっていた病棟へ。


17時に私は18時の介護ベッド搬入に間に合うように帰宅することに。


余談ですが、先日から夫が助手席に乗っての運転は数回していますが、完全一人での運転は何年振り状態ガーン。アラフィフペーパードライバー、かなりビビりながらもなんとか無事帰宅。19時前にはベッドが設置された。