緩和ケアとは…


夫ががんになる以前は、治療終了、終末期となった方のためのものだと思っていました。


しかし、2022年1月にいよいよ治療スタート。

さぁこれから主治医と対面だ!というときに大学病院の中待合室で「こちらの用紙の記入をお願いします。」と看護師さんより声をかけられ、


渡された用紙の緩和ケアという文字に戸惑っているのをすぐに察知されたのでしょう「緩和ケアというと驚かれるとは思いますが、がんと告知され体調や心配事など色々あると思います。それらのことに治療が始まるときから関わらせていただきます。」との説明をされました。


正直、今にして思うとこのとき私達は相当混乱していたのでしょう「あぁ、そうなんですね。」程度にしか思っていなかったのです。


時は流れて2024年1月。


抗がん剤が始まることになり緩和ケアのこともそろそろ考えないと、と思い始め、


3月になり、近いうちに病院内のがん支援相談センターへ相談に行ってみようと思っていた矢先でしたので、このタイミングで声をかけられ良かった!と思いました。


が、横からブツブツ何やら声が…


「俺はまだ緩和ケアなんて必要ないぞ…」えー


さらに、


「体調?今は落ち着いてるし大丈夫だし書かなくて良いや!」


って、2日前に発熱して息苦しくてダルいからと緊急外来に来たのは誰だよ!そういう症状があることをここに書くんだよ!と少々イライラムキー


イライラの理由は、緊急外来受診後に


体調は大丈夫と言っていたが実は3/19から体が思うように動かなかった。それを認めたくなくて言わな(言えな)かった。


息切れするようになったのは3/18から。それも階段の上り下りをした時だけと言っていたが、実際はそれ以前からで、3/16に二人で平地のウォーキングに行った際にも実は途中からかなり辛かった。


など、こちらが思っていたよりはるかに体調がすぐれないことを後から聞かされたことに対しての焦りや苛立ちがあったからでした。