2/6に2回目のドセタキセル投与した、夫の様子。
髪の毛は、うっすらと残っていて(本当にうっすらで頭の形はわかる状態)今残っている分はこのまま抜けないでほしい…と願っている。就寝時はネット着用。帽子の利用開始もまもなくかな。
食欲は、1日3食食べていますが、量は抗がん剤開始前より少々低下。
吐き気はないが、だるさと眠気あり。
数カ所に発疹あり → 皮膚科で処方された薬を塗り改善。
感染症が怖いので、仕事は16日までテレワーク。
通院時以外、外出はせず。
そのような中、楽しみはテレビ。正確には配信サービスで懐かしいドラマを観ること。
この連休中は、私も一緒に唐沢寿明さん主演の『白い巨塔』を観ていました。
(余談ですが、私にとって『白い巨塔』の財前教授=田宮二郎さんです。放送当時は小学生で、ストーリーはなんとなくしか覚えていないのですが、田宮二郎さん演じる財前教授を先頭にした回診シーンは強く覚えています。唐沢さんの白い巨塔は初めて観ました。)
大学病院の在り方を考えさせられるドラマで、その中で医師として生き残るには、地位と名誉を欲し、図太さとしたたかさ、野心、金とコネを持ち、良心は捨てることができなければならない…。そして患者は金であり研究材料。不要な患者は容赦なく切り捨てるのは当たり前。
なんだかな……と気持ちは⤵︎ ⤵︎
(これまた余談ですが、くれない会(教授夫人の会)…怖すぎです。腰抜け平和主義者で豆腐メンタルの私など一般庶民で良かった…としみじみ思う)
その一方で、この作品は2003〜2004年に放映されたもので、今後の治療は化学療法が重要になること、残された時間をどのように過ごすか、緩和ケアの大切さにも触れられていて、この20年の間にがんに対する考え方、治療方針も進歩したのだなと思う。
大学病院での治療が終わった後は、江口洋介さん演じる里見医師のような方のいる病院、訪問診療にお世話になりたいと切に願う。