約7年前の出来事。

目的地に向かうバスの中での気になる出来事。


始発の停留所から乗り込み、二人用シートの窓際に座り出発を待っていると、まもなく発車という時に品の良い70歳前後と思われる女性が乗って来て、空いていた私の隣に座った。

その女性側のスペースが少し狭いかな?と思い端へ詰めようとしていると、

「間に合って良かった~。このバスに乗れなかったら大変だったわ照れ
と笑顔で話しかけてこられた。

その笑顔につられて
「そうですか、良かったですね」
と答える私。

会話終了。

数分後…
まもなく降りる停留所。
降車ボタンがどこにあるか確認しておこうと辺りを見渡していると

「もう降りるのかしら?」
と、その女性。

「ええ、次で降ります。」(アナウンスがあり、ボタンを押す)

「そう。(ジッと私の顔を見て)大丈夫だから頑張って!」

「えっ?!」

「大丈夫だから、大丈夫よ!」

「はぁ…(丁度その時バス停に到着)、では…」

果てして、何が大丈夫で、何を頑張れば良いのだろうか?時間があればぜひ聞きたかった( ̄ー ̄)



その後、この話を友人らにしてみると


「こう言ったらなんだけど、その人もしかして年齢とかを考えると認知面で問題あるとか…」という意見が多く出ましたが


う〜ん、そのような感じではなかったんだよねえ。なんていうのか、凛とした雰囲気でありながら穏やかさも感じられるような人でかなりクリアな人のように思えたんだけどぼけー


繰り返しになりますが、本当にまたどこかでお会いできたらぜひ何が大丈夫で、どう頑張れば良いのかをお聞きしたい。