うちには元々、社員が私を含め三人いた。
だが、1人の年上の女性社員が異動になったのだ。
その時私は車を持っていなかった。本当は私が異動っぽかったらしいのだが…。

そして、その社員さんがいなくなったせいで、二分割していた負担がモロ私に来てしまい、精神的に潰れかかっていた。
しかもこの会社に頼れる人はおらず、仲がよかった同期も辞めてしまった。

だから、その異動した社員さんのところに、会社のピッチ(どこの店舗も持たされている)でかけまくっていたのだが、そこの店長が、数ヶ月前にうちの店舗を訪ねてきたあの男性だった。


もちろん、電話に真っ先に出るのは店長で、そこの店長と話す機会が必然的に設けられた。

男性は何か分からないことがあったらいつでも電話してきな、と優しい言葉をいつも言ってくれたが、社交辞令を真に受けるわけにもいかず、いつも彼が休みの時に女性社員さんに、分からないところをピッチで聞いていた。


ある日、祝賀会というものが行われることになったのだが、そういう場が大嫌いな私は極力行きたくなかったので、直前までイヤがっていた。
そして、祝賀会当日台風が直撃。
これやもしや、中止?と思ったのもつかの間、祝賀会は何故か行われることになったのだ。

『行けるわけがない』
と案の定、すべての電車・新幹線が止まり、足止め状態。
心配した元上司が電話をかけてきて、誘導してくれたのだが・・・

埼玉に行かなければいけないのに、特急で東京に向かう電車に乗ってしまったという、
ちょwおまっwww
状態に陥る。
元上司は呆れ果てるわ、一時間遅れで無事着いたわいいが、着いたら注目の的だわ、15分くらいで終わるわ、とにかく散々だった。


その時、彼もいたのだが私とは淡々と話した記憶がある。やっぱり肌色は白かったが。
私は自分の性格を把握しているつもりだ。

人見知りで、社交性がなく協調性もない人間。
しかも、人の好き嫌いがはっきりしており、社交辞令も言えず可愛げのない感じ。
おば様方から昔から好かれなかった。



だから、こんなことが自分の身に降りかかるとは思わなかったのだ。



さかのぼること半年前、たぶん夏だったと思う。店舗の店長が使えなさすぎ、人間関係に疲れ、仕事を辞める決心をした。
そしてある日、10歳以上年の離れた男性上司が、職場の社員さんを訪ねて来た。
最初の印象は、白い、何故か椅子に浅く座る人。
印象は薄かったが、軽快な喋りをする人で、私が辞めるということを知っていた。

ただその時思った。

名前をうろ覚えだし、この人はたぶん、今後一切私と関わりを持たない人物なんだろうと。そう思っていた。

そして程なくして、私は会社を辞めた。

しかし、新しい会社に勤めたものの、向こうのミスにより私はすぐに辞めることになった。


人事にお願いして、元の会社に戻ることになるのだが、またあの無能な店長の下で働くのが苦痛で、人事のトップ(会社に戻してくれた人物)に、泣きついてしまい、心配してわざわざうちの店舗まで来てくれた。
それを励みに仕事をするが、バカ店長の他に正社員はおらず、バイトとパートナーのみ。
ストレスが溜まる一方だった。


続く。
人が信じられなくなって来ました…やばい、人としてやばい…

「頼っているけど信用しはない」は名言だと思います。