天体写真はデジタルの時代になって、昔フィルムで撮影していた

時代と大きく変わったことがあります。


『相反則不軌』と呼ばれたことなんですが、露出時間と現像された

画像の濃度が比例しない現象です。

例えば雲を写したときに1/125秒露出は1/250秒露出で写した画像

の2倍の濃さでフィルムに写ります。

これが、長時間露出が必要な天体写真等の場合、10分露出は5分

露出の倍の濃さにはなりません、イイトコ3割増し位なんです。


『相反則不軌』が生じない感光材料も販売されていました。

コダックの『103a』シリーズやフジフィルムの『FLO-Ⅱ』シリーズ等です。

高価だったり、扱いがデリケートだったりしましたね。


現代の電子画像センサーでは原則『相反則不軌』はありません。

ホントでしょうか?ってことで実験。

オリオンの星雲を5秒露出と30秒露出で撮影しました



望遠鏡工房-5秒

5秒露出の画像です。



望遠鏡工房-30秒

こちらは30秒露出

どちらも手を加えていません、元画像です(小さくはしました)



望遠鏡工房-5秒×6

こちらが5秒露出を「ステライメージ」というソフトを使って5枚加算

しました。

30秒露出とあまりかわらないと思いますがいかがでしょうか?



望遠鏡工房-3枚比較

並べてみました。


加算合成ですが、単純に加算すると↓のようになって

しまします。


望遠鏡工房-6枚合成生

レベル調整をします。



望遠鏡工房-6枚合成処理