2026年6月のブログです
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メール相談やメールカウンセリングについて考えることを一つ、二つ、書いてみたい。
一つめは、相談したいことやわからないことをメールにしている時に、クライエントさんはすでに問題点を自分なりに少しずつまとめているのではないか、という点。
悩みごとや困っていることをカウンセラーに伝えようとすると、自分の悩んでいることや困っていることをある程度、カウンセラーにわかるように書かないといけないわけで、そこである種の問題の整理整頓が行なわれている可能性があると思う。
そうでないと、悩みごとや困っていることがカウンセラーに伝わりにくくなるだろうし、カウンセラーからの質問が多くなりそうだ。
もちろん、程度の差はあれ、そうやってカウンセリングは明確化や意識化が進んでいくわけだと思うが…。
クライエントさんの悩みや相談に対して、相談者が助言や回答を与えるような普通の相談とは違って、カウンセリングでは、カウンセラーとクライエントさんが協力をしての問題の明確化などによって、クライエントさん自身が意識化を図ることを目指すものだと思う。
だから、その過程で、クライエントさんがご自分で問題と思われることをメールにする意義は小さくないだろうと考える。
そういう意味では、ひょっとすると、対面のカウンセリングより、クライエントさんの仕事は少し多くなるのかもしれない。
二つめは、その点とも関係するが、クライエントさんが対面カウンセリングより、情緒的に混乱をすることが減って、少し冷静に相談ができるかもしれない可能性が出てくる点。
これは、メールカウンセリングの長所でもあり、短所にもなりそうだが、カウンセリングの中で、クライエントさんの感情の発散が少なくなる可能性があって、人によっては物足りなさを感じることになるのかもしれない。
もっとも、カウンセリングにおける感情の発散は良し悪しで、一概に良いとは言えないと思うので、メールカウンセリングにそういう効能は少ないと理解してもらえれば、クライエントさんを失望させることは減るだろうと思う。
対面カウンセリングとメールカウンセリングの特徴をよく理解した上で利用してもらうことが、良い結果に繋がるのではないかと思う。 (2026. 6 記)