冬の日暮れと梅の花
実家の梅の花が咲きました
東風吹かば 匂ひおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ
菅原道真(すがわら の みちざね)
(読み方:こちふかば にほひおこせよ うめのはな あるじなしとて はるなわすれそ
春風が吹いたらウメの花よ匂いなさい、主がいなくても春を忘れないでおくれ」
という意味のこの歌は道半ばで都を追われた
天才の悲しみを感じさせて切なさが極まります。
こんな伝説があります。
道真が都を追われたとき、彼が愛でた庭木のうち
サクラは悲しみのあまり枯れてしまい
マツは主を追ったのですが中で力尽き
ウメだけがたった一夜で大宰府まで飛んでいったという話。
この飛梅伝説のウメが太宰府天満宮のご神木というわけです。
by 川 崎景介
現代語訳:
春風が吹いたら、匂いを(京から太宰府まで)送っておくれ、梅の花よ。主人(菅原道真)がいないからといって、春を忘れてはならないぞ。
背景:
この歌は、菅原道真が無実の罪を着せられて太宰府へ左遷される前に、大事にしていた梅の木を前にして語り掛けるように詠んだ作品。
by 世界の民謡・童話
梅の花🌸を
歌った短歌と言えば
「菅原道真」
実家は
4年半留守にしていた
母が年末に
他界した為
完全に空き家になってしまいました
手入れも何もしていないのに
何事もなかったかように
綺麗な花を
咲かせる梅の花を見て
なんとなく
この句を
思いだしました
まだまだ寒いですが
梅→桃→桜
と
1歩ずつ
春に近づいてますね