日曜日、半日出勤してから、滋賀県の木之本まで行ってきました。
何が憂鬱って土曜日まで7連勤なのです。
ブロ友greenさんが少し前に訪れていらっしゃって、いつも訪れた地を素敵に紹介してくださるので、羨ましくなったという事に尽きます。
過去に1度散策している事だし、今回はゆるっとお散歩して、お店に立ち寄って……
何が何でも町を撮り尽くす気迫のようなものは薄めです。
え〜
なつみかんから気迫を感じた事ないって?
うっそーん!
北国街道 木之本宿を歩きます。
目的のお買い物は最後にしようかな。
というか先にYouTuberのような人が外観撮影を長くしていらしたので、私は外観撮影も彼らが去ってくれるのを待っていたんですが、やっといなくなったと思ったら今度は店内で取材のような事を始められたので、これは待ってられん。
帰り際に立ち寄る事にしましたが、功を奏しましたよ。
そして木之本宿を好きなように撮影して行きます。
最近、あちこちでよく見かける変色しにくい雨樋ですが、昔ながらの町並みの雰囲気を損なわないようにしてありますね。
ステンレス(銅めっき)を芯材に採用したことにより、銅雨樋に比べ約1.5倍の強度を実現。
キズやクラック、衝撃に強さを発揮します 。 また耐久性を高め変色を防ぐため、本体はアクリルフィルムをラミネートし、部品にはクリアー塗装仕上げを施しています。
だそうです。
茶とブルーの扉が気になった。
若狭瓦にも「○に六」の刻印がありますが、これは刻印の位置も若狭瓦と違うような気がします。
確か近江八幡も瓦の産地でしたから、八幡瓦かなぁ。
若狭では見た事がない長方形の刻印に萌える。
さて、瓦への寄り道からの軌道修正です。
『木之本宿本陣』
以前も撮影しましたが、日本の薬剤師第1号であられる第22代竹内五左衞門さんを輩出された本陣薬局。
本陣に宿泊できたのは大名などの身分の高い方
江戸中期の威厳のある建物ですね。
この建物も気になってじっと見ていたら
あっ、お店の方と目が合っちゃった(笑)
どうぞ、って招かれたような
遠慮なくお邪魔します。
江戸後期創業『白木屋醤油店』
思わず「うわっ、すごっ!」
と声が出てしまいました。
奥行きがすごーい!
(つい屈んで奥を見ちゃった、余所様のお宅をのぞき込むなんて。ごめんなさい)
私の視線に気付き、奥で醤油を製造してるのよ、と教えてくださいました。
上の写真の階段に壺がずらっと並んでいます。
買い物ついでにお店の写真撮影をさせていただき、色々とお話をうかがいました。
こちらの白木屋さんは旅籠と醤油蔵の両方を営んでいたそうです。
国登録有形文化財のプレートが店内の商品陳列に紛れるようにありました。
これにも「うわっ!」てびっくり。
お店の方が教えてくださらなきゃ、気づかなかったかも。
本陣より小さな造り(間口)の建物で、こちらは足軽などが利用した宿だったらしいです。
カメラ2台もぶら下げているからか、荷物が多くならないよう一番小さな容器のお醤油をおススメしてくださいました。
でも私はお醤油大好き。
さすがに一升瓶は持ち歩けませんが、500mlの「寿」という1番絞り(1番ランクが上)を購入しました。
すでにお酒を買っていて荷物がめちゃ重くなっています。
自宅でサーモンのお刺身につけてみましたがとても美味しいお醤油でした。
子ども達も醤油を変えると味に気づきますし、goodが出ました!
醤油の味にも地域差がありますが、以前お取り寄せした某地方の有名な醤油蔵のお醤油の辛さにビックリしてしまいました。
自分の舌に馴染みがないと、美味しいかどうかという判断も出来ないんですよね。
中部近畿あたりの塩味と甘み、旨味のバランスがちょうど口に合います。
可愛いレジ(右)
ブレているのが残念です。
シグマではこうなっちゃう。
せっかくバッグにコンデジをしのばせていたんだからそっちで撮影すれば良かった。
何気に3台持ちかーーい!
提灯は最近お店に出して来られたとか
お店の歴史を感じられるものをディスプレイしていらっしゃるんですね。
木之本宿は街道の道幅が広いです。
現在は真ん中に融雪装置が設置されていますが、昔は水路が流れていてそこには柳の木があって、と教えてくださいました。
風情ある宿場町だったんでしょうね。
ちなみにお醤油屋さんは北国街道沿いに3軒あるんですが、どこも現役で営業されています。
1852創業 ダイコウ醤油
岩根醤油醸造店
こちらも老舗ではないかと思われます。
2日前に撮影した写真を1枚だけモノクロ加工してみました。
良い感じの車の集団が通ってくれました。
木之本でお買い物
続きます。