葉桜の季節に鬱金桜(ウコンザクラ)が満開を迎えます。
この桜を愛した創業者さまが、清酒『黄桜』と名付けられたとか。
ついでに余談ですが、私のお友だちが
「モテるということは、生きる上でのビタミンだと黄桜可憐(有閑倶楽部)も言ってたけど、その通り!」
とのたまってビタミンに満ちた日々を過ごしている(要はデートを満喫している)ようです。
負け惜しみじゃないけど、私もモテてるんですよねぇ…
3歳の男の子から日々グイグイ露骨な猛アタックを受けています。
はい、ビタミン摂取(笑)
有閑倶楽部の登場人物のネーミングは全てお酒からなんですよね。
黄桜可憐は美人でモテて玉の輿を狙う高校生。
私はどちらかというと白鹿野梨子タイプです。
運動音痴でかなづちで男嫌い(過去形としておきましょう)なとこでしょうか。
決して大和撫子で才色兼備なところではありません…シクシク
え?なんの話ですか?
一条ゆかり先生の漫画『有閑倶楽部』より
さて黄桜の話に戻しますね~
鬱金桜(うこんざくら)です。
去年初めてこの桜の存在を知りましたが、萌黄色、竹色、鬱金色のどれがしっくりくるでしょうか?
淡いグリーンっぽいクリーム色ですね。
手前の木が鬱金桜。
向こうに見える葉桜と同化してほぼ葉桜に見えます。
珍しい桜で、木があるスポットを探す方が大変かもです。
お寺の道沿いに2本の木があります。
この日は、おなじみ(?)桜の似合う女子がお父様の一眼レフを無断で借りてきて、一緒に初撮影を楽しみました。
カメラと格闘する初々しい姿が、桜の色と相まって爽やか素敵に撮れたんですけど…
載せたら怒られそうなので、私のアルバムにしまっておきます(笑)
お寺も美しいです。
タイトルの美人の理由は…
花がほんのりピンクなのがわかりますか?
爽やかな萌黄色の花は散り際にピンクになります。
そのつつましやかな色合いから「美人桜」とも呼ばれているみたいですよ。
「瑞々しい萌黄色」と「円熟のピンク」どちらの美人がお好みでしょうか?
私はどちらも…
というより移り変わる色を楽しみたいと思います。