№516 「涙をふいて 渕上健太」
19.5×25㎝
アルシュ紙(極細目)・水彩・色鉛筆
「ONE DAY」での江口洋介さんとの再共演ということで、
TVerで「涙をふいて」が9月~10月にかけて期間限定で配信されてました。
期間が短かったので、追われるように急いで観た人も多かったのでは?
(そういう私は2話と3話を見逃しました)
このドラマ、以前から見たいと思っていたので、嬉しかったです。
「涙をふいて」は2000年の10月から放送されていたので、
彼のキャリアのかなり初期ですね。
ニノちゃんは17歳。渕上健太くんも17歳の設定なので実年齢ピッタリです。
上戸彩ちゃんが、よくニノちゃんを「お兄ちゃん」とよく呼んでいたのは
このドラマからだったんですね。
上戸彩ちゃんも末っ子の神木隆之介くんも実に可愛いです。
ニノちゃんは透明感がまぁすごくて。可憐な少女のようですね(〃▽〃)
そして声の高さにしばしばビックリします(←)
髪型は…回によってセットにばらつきがあるのですが、聖子ちゃんカット(言い方古)なの?
と思うようなときもあったりして。( *´艸`)
今回の絵を描きながら、まるで西洋画に出てくる天使のようだなと
思いながら描きました(マジです)
☆
前々回の続き
個展の時によくされた質問のその2です。
「絵を描くのは昔から好きだったのですか?」
「絵を描くのが好き」と自覚したのは小学校に上がってすぐくらいですかね。
幼児の頃から体が弱く、外で遊ぶということが無かったです。
幼稚園中退(笑)
小学校も学年が上がるにつれ休みが増え 小4くらいからほとんど学校に行かず、
家でテレビを見ているか絵を描いているかでした。
絵は最初から上手い方だったと思います。
特に模写というか、見て真似るのが上手かったです。
当時流行っていた松本零士のアニメのキャラクターとかよく描いてたな(;´∀`)
喘息の悪化に伴い
小6・中1の二年間、療養所&養護学校のお世話になり、
心身共に更生して(笑)中2から普通の公立中学校に戻ります。
その頃に、将来は美大に行って絵本作家になれたらいいなぁと思い始めました。
なので高校は美術コースのあるところを志望したのですが
周囲の反対にあい、公立の普通科へ・・・。( ノД`)
高校でも美術方面は先生方に反対されました。
なぜ反対されたかというと、お勉強がよくできたからなんですね。(自分で言うwww)
お勉強ができる人が、将来が不安定な美術を目指すなんてもったいない、というのが
一般的な価値観だったのでしょう。
でも、大学に行くなら絶対に美術系がいい!
ということで今度こそ反対を押し切って高3から美術予備校へ。
そこで「東京藝術大学」という存在を知ってしまう…。
予備校の価値は藝大に何人合格させたかで決まりますから、藝大至上主義ですよ。
すっかり 美大ならどこでも…とか、絵本作家…とかはどこかへ飛んでいき、
鼻息も荒く「藝大に入って作家になる!!!」と決意します。
※ちなみに藝大は国立なのでセンター試験は受けますが形だけで
油画科は学科は全く見ません。実技のみで評価します。
逆に言うと、全く勉強ができなくても入れる唯一の国立大学です。
もちろんすんなり入れるわけもなく、泣いて悩んで3浪でやっと滑り込んだけど、
本当のスタートはそこからなのよね。
大学生活はそりゃもう楽しかったです。
面白い人がいっぱいいますから( *´艸`)
「世界的に有名な画家になりたい!」みたいなのは当然あって、
だから挫折もいっぱい味わって、もう絵はいいかな…という時期もありました。
今は野望は捨てて、楽しむために描いています。
昔より今の方がたくさん描いていますね
そんな今の生活を私はけっこう気に入ってますよ(*´ω`*)
これが私の絵画史であります。
ここまで読んでくれてありがとう(´∀`*)
よこテレちゃんが描きたかっただけ(〃▽〃)
今、メインで使っている水彩絵具↓