№338 アラシ × エドマンド・デュラック 「The Bells」 アルシュ紙・水彩・水彩色鉛筆
「The Bells」というのは、エドガー・アラン・ポーが書いた有名な詩で、
アメリカでは教科書にも載っているほど、よく知られているらしいです。
様々な鐘の音をうたっていて、擬音語が多用され、
原文で読むと、詩の言葉がキンコンカン、といった鐘の音をまねているそうです。
解説によると、
「デュラックは、鐘の音を、歌う天使としてイメージ化して描いている。
色調は暗く、象徴主義的な表現が強い。
画面は濃密に描かれ、挿絵というより絵画のようだ。
アラベスクの鉄格子による飾り窓のデザインも面白い。
デュラックの違った一面を示す傑作である。
しかしあまりに細密な描写と複雑な構成は、
難解であると見られたのか、評価はあまり良くなかった。」
私が描いた構図は、原画よりも人物の割合を大きくしまして、色もカラフルになってます。
原画はもっと沈んだ色に見えますが、
う~ん、私が見ているのも印刷物ですからね。
実物はどんな感じなんだろう?
デュラックは、水彩で描いていると思われますが、
どの絵も非常に重厚で、
何度も塗り重ねたり、拭き取ったりを繰り返して描いているように見える。
私が思う 「水彩の達人ベスト5」 に入りますね。
私が19世紀初頭の挿絵を大好きになったきっかけの画家です。
私が仕事している都内の某絵画教室は、画材屋のビルにあります。
その一階にはオシャレ雑貨が並んでまして、
毎年この時期は「ねこ雑貨フェア」をやってます。
今まではそんなに興味が無かったんですが、
「スコさん」を描くようになってから、猫雑貨が気になるようになり、
ついついハチワレちゃんを探してしまいます。(〃▽〃)
ガラケーで撮ったんで、画質悪いですけど・・・
外から見たショーウィンドウの一部はこんな感じ。
↑世のハチワレグッズのほとんどは「カザポン型」なのですね。
↓でもニノちゃん型のハチワレちゃんもいる。
そんなとき、衝撃的なマウスパッドを発見!!
ナニコレ、ナニコレ!!
私の描いた「叱られたハチワレちゃん」と、ほぼ一緒♡
思わず買いそうになりました。 (買わなかったけど)
実はスコさん、あまり視力が良くないのです。