おいし、きれい、ただしい
- スローフードの奇跡/カルロ ペトリー二
- ¥2,520
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著者: ペトリー二・カルロ 著/石田雅芳 訳
発行:三衆社
判型: 四六判/並製
ページ数: 320頁
定価: 2,520円(本体:2,400円+税)
ISBN: 978-4-384-02510-1 C0098
発行日: 2009年11月20日
全世界で拡がる「スローフード」活動の創始者・活動の中心で
スローフード協会会長の著作。本来の「スローフード」とは何か、
食品の質とは何か。「おいしい、きれい、ただしい」をキーワードに、
世界の食の現場の体験から、現状の問題と回答を、日記形式で紹介。
09年10月28日
翻訳者の石田雅芳氏は、「おいしい、きれい、ただしい」
という日本語をシンプルに並べて訳している。
スローフードが求める食の3原則ですが、イタリア語では、
「Buono, Pulito, Giusto」、英語では、「Good, Clean,
Fair」です。
日本語での意味を補足すると、「美味しい、クリーンな、
公正な」ということ。きれいは、「環境や、持続性に配慮
した」ということです。
また、ただしいは、「価格が生産者にとって公正な対価に
なっている」という意味です。つまり、単に美味しい!か
らといって感動していてはダメで、その素材は環境や生態
系を傷めながらできてないだろうかとか、生産者はその素
材に対して安く買い叩かれていないだろうか、ということ
を常に忘れないようにしよう、ということなのです。
昔、よくお百姓さんが、仕事と生業(なりわい)は違うこと
おしえてくれましたが、今はその区別がつく方がすくなく
なってきているように思います。
仕事とは、田を耕したり、草をとったりと世話をすること。
なりわいとは、生産した作物を売って生活をすること。
いくら仕事ができたからといってなりわい(生活)が良く
なるとは行かない現状があるのです。
国際運動であるスローフードは、「地域が単位」と言って
いますが、「食の南北問題」、すなわち、先進国が後進国
の生産者を安く買い叩いて、自国で少しでも安く流せるよ
うにしている、そのことに眼をつぶっていてはダメだ、と
いうメッセージを強烈に持っていて、そのときにこの「お
いしい、きれい、ただしい」という3つが共通の土台とな
っています。
私たちは、「人類共通の幸福」のために、「共生産者」な
らなければと問いかけます。ぜひ一度お読みください。
いまこそ「食」を見直す。
地球環境のために、子どもたちのために。
世界を席巻したスローフード国際協会会長カルロ・ペトリ
ーニが主張するスローフードの3つの基本原則「おいしい、
きれい、ただしい」。各国で翻訳され、絶賛を浴びたスロ
ーフーディストのバイブルともいえる書。
目次
1 安心できない状況(安心できない状況;共通の運命、
自然、人間、食 ほか)
2 ガストロノミーと新しいガストロノミー(ガストロノ
ミー;新しいガストロノミー:その定義)
3 目的としての品質(おいしい;きれい ほか)
4 実行すべき三つのアイディア(教育について;共生産
者 ほか)
5 実現する(ネットワークを作る;文化的変革、ガスノロ
ノモたちの世界に対する総括的ビジョン ほか
【著者紹介】
著者
カルロ・ペトリー二
1949年生まれ。トレント大学卒。1986年スローフード協会会長に就任。
1989年スローフード宣言に調印後、カリスマ的なリーダーとなる。
タイム紙の2004年「ヨーロッパのヒーロー」の中で「革新者」として選ばれる。
スローフード協会の企画として、味の箱舟、イタリア・国際プレジディオ、
スローフード賞、テッラ・マードレなどを推進。ポッレンツォとコロルノに食の
大学を開設。主な著者「スローフード・バイブル」など。「世界のワインガイド」出版
翻訳
石田雅芳
1967年福島生まれ。2002年よりスローフード協会国際本部スタッフ。
スローフードジャパン創立をサポート。2007年に帰国、スローフード・ジャパンの
国際部長に就任。主な著書に「スローフード・マニフェスト」
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