バイク de 西方見聞録!

episode 8.津和野で晩ごはん

2023.10.6


7:00 新門司港に上陸してからの

長い、そして幸せな1日の締めくくりです。


山口の萩を出発して

島根の津和野に入る頃には真っ暗に。

50kmちょっとの移動は山間の信号のない快走路で

バイクツーリングの醍醐味を楽しめた。


気温が10℃近くまで下がったのか、

結構寒い!

ジャケットの下に薄手のフリースを着込んだが、

夏用のグローブは手が冷たい!


本日の宿に到着。

ビジネスホテルとなっているが、

津和野にビジネスで来る人って?(失礼か)

ほぼ観光需要と思うが。


宿のご主人が気さくな方で、

年代が近くバイクに乗りだったで、

話が盛り上がって楽しい時間を過ごす事が出来た。

こう言うのって結構好きなんだ。


晩ごはんを食べようと通りに出た。

iPhoneカメラのナイトモードが作動して

実際よりも明るく映っています。


駅前の通りなので、食べ物屋や土産屋が並んでいる。


宿で貰ったタウンマップを見て、

郷土料理の店の前まで来た。

店構えを見て『ちょっと敷居が高そう』と感じ、

電話してみると事前予約がないと入れなさそう。


次に宿のご主人がオススメしてくれた寿司屋に電話。

結果的にここが大正解!

女将さん(たぶん)が電話に出て、

予約がないが今から1名OKか?

ちょっと間があってOK回答。


入るとテーブル席はなく、

板さんとカウンター越しに向かい合う、

ザ・寿司屋だった。


お品書きはあるが、相場感が分からないので、

試しに 3,000円程度でおまかせで握って貰った。


食べるテンポに合わせて次々と握ってくれる。

なるほど、ザ・寿司屋だ。

カウンターの寿司ネタを置くケースの一部が

生簀となっていて鮎が泳いでいる。

これは楽しい!


お味は、超が沢山つく美味しさ。

元々寿司を食べる気分ではなかったのに、

一気に寿司モードに入ってしまった笑。


このクオリティなら多少予算を掛けて良いと思い、

お任せで注文するとここ鉄火巻き。

赤身でなく中トロか。


写真ではイメージするのが難しいと思うが、

おそらく鉄火巻きで感動したのはこれが初めて。


鰻とキュウリ。

こちらも迂闊にも感動してしまった笑。

鰻の肉厚と柔らかさ。

握りで出てきた鰻よりもこちらが美味い!


お店の雰囲気も良かった。
板さんは気さくで会話が楽しく、
隣席の常連さんも一緒になって、
津和野の滑り出しはなかなか良い感じ!

宿のご主人が勧めてくれたと言うと、
喜んでくれた。

支払い金額に衝撃!
4,000円。
3,000円分握って貰った後に、
鉄火巻きと鵜の巻物、赤出しと飲み物。
追加分が 1,000時で収まる筈はない。
どんな勘定になってるの?

美味しかったから
もっと取って貰って良いですよ。
これで良いですよ、と板さん。
正直、6,000円くらいで収まればラッキーと思っていた。

翌朝、宿のご主人に伝えて、
逢う機会があればお礼を伝えて欲しいと告げた。

朝からソイジョイ3本で活動して来たから、
胃袋はビックリしているだろうな。

明日は津和野を堪能します。
旅はつづく、流れる雲のように。