バイク de 西方見聞録!

episode 7.松下村塾と伊藤博文別邸

2023.10.6


萩を訪れたら ここへ行け!スポットの3つ目。

少し離れているのでバイクで移動。



『松陰神社』なる吉田松陰を祀る神社があり、

その境内に『松下村塾』はあった。


観光客が途切れなくて、

人が映り込まない写真を撮るのは諦めた。


表札と言うか、看板と言うか。


想像していたよりも小さい。


中の様子。

何もなくて、ただ広い。


ここで学んだ人達が日本を変えたのかと思うと

ただただスゴイ!


幕末の獅子や明治維新をテーマにした大河ドラマの

ファンにとっては聖地みたいな所だろうか。


残念ながら、私はめっちゃ疎いので、

感動のサイズもそれなりかも知れない。


松陰神社のすぐ近くに

伊藤博文の別邸があるので行ってみた。

高杉晋作邸や木戸孝允邸とは違い、

立派なお屋敷だ。

総理大臣になってからの住まいなので、

お客様を迎える『公邸』部分と、

プライベートな時間を過ごす『私邸』に

中は分かれているそうだ。

(説明員の方に教えて貰った。)


初代総理大臣と書いてある。

17:00 閉館にギリギリ間に合った。


中は広くて、部屋がいくつあるか分からない。

作りも豪勢で、お金に糸目をつけていないのが分かる。


説明員の方は、

閉館に向けて戸締りしている最中だった。



お客さんが私1人だった気楽さか?

説明に毎回反応して気を良くして貰ったのか?

閉館時刻をオーバーして、

随分と丁寧に説明してくれた。


入館料 100円で、

あれだけ付きっきりで説明して貰ったら、

ガイド料を支払うべきか?と思ったほどだ。


素材に贅が尽くされているらしい。

ここ写真き写る天井は『鏡天井』と呼ばれていて、

吉野杉から1枚板で切り出したものだとか。


斜めになっている天井は『垂木(たるき)』が

剥き出しになっており『現し天井』と呼ぶらしい。


・・・高杉晋作邸や木戸孝允邸の庇で見たよ。

雨戸が開いていて、お庭と一緒に眺めたかった。

やはり、この時代の『粋』な作りなんだな。


以上で、

萩の3つのスポットはコンプリート!

まだまだ魅力的な所はありそうだけれど、

自分なりに萩を満喫できたと思う。


ここまでが山口編。

陽が傾き薄暗くなってきたが、

これから山口を脱出して、

50km離れた今晩の宿泊地、津和野へ向かう。


次の episode 8 からは島根編です。

旅はつづく、流れる雲のように。