バイク de 若狭湾プロジェクト!〜 episode 3.常神岬

2023.6.4


台風が過ぎ去って青空がこんにちは!

嬉しいバイク日和。


先週は家族サービスで京丹後を訪れたけれど、

自分に合ったスタイルはバイクでブラブラするのが良い。


2週間ぶりの若狭湾プロジェクト!を再開。

先々週は舞鶴をスタートして、

海岸線や岬を巡りながら小浜まで走りました。


今日は小浜からスタートして敦賀を目指します。

大津から小浜までは走り通い慣れた鯖街道で2時間ちょっと。

そこから東へ向かう。


若狭町のとんがった先端『常神岬』までやって来ました。


何もない、訪れる人も少ない、のどかな漁村。

インバウンドもここまでは届いていない様です。

あるのは美しい海と山、数少ない民家と民宿。


最近は、

元々は何もなかった所にオシャレなカフェが出来て、

インスタ映えするオブジェが出来て人が群がる。

そんな光景を目にします。


個人的には 人工的な『にわか映えスポット』は苦手ですが、

町おこし とか 地域活性化 として素晴らしいと思います。

流行りが過ぎて廃墟となったら悲しいので、

是非ともじっくりと育てて欲しいと思います。


さて、何もない のどかな漁村。

時計を見ながら日々を過ごす自分にとって、

体内時計を戻すには最適な場所だろうと思います。


時計の秒針は一定のリズムを刻むけれど、

波のリズムは規則的な様で『揺らぎ』がある。

良くは分からないけれど、

ここに『物事の真理』みたいなものがありそうな気がします。

(知らんけど笑)


防波堤に持たれて

キラキラと照り返す水面を見ながら、

『これが正解!』と思えてきました。

何が正解なのか?さっぱり分からないけれど、

答えを探す必要もない、そんな気がします。


体内時計が整った様です。

対岸から吹いて来る風も、漁船のエンジン音も、

波の音さえもスローダウンして来ました。


バイクのエンジンを掛けます。

気怠そうな音。

完璧です!


そろそろ、次に移動しましょうか。

旅は続く、流れる雲のように。