軽ワゴン de 京丹後ツアー! 〜 episode 3.伊根の舟屋

2023.5.28


湾に沿って丹後半島の東側を北上。

奥伊根温泉には宿を確保できなかったけれど、

誕生日の母に舟屋は見せてあげよう。


旅行好きの叔母(母の妹)から、

天橋立が良かった!

伊根の舟屋がとても良かった!と

聞かされていた母。


送られて来た写真を見るのと、

現地を訪れるのとではリアリティが違う。

次はお喋りが10倍楽しめるよ。


さて伊根の舟屋。

駐車場の確保の難しさは天橋立よりも更に『運任せ』。

昨年バイクで訪れた際には、

駐車待ちの長い列を気の毒に思っていた。

(バイクは待つ事なく防波堤に停められる。)


『親孝行旅行』の強運が味方したか?

こちらも2巡目で駐車スペースをゲット。


これこれ!

これが伊根の舟屋。


現役でこのスタイルで漁をして生計を立てる人はいないだろう。

一部は民宿として再生(超人気で予約取れない)。

大半は維持だけか、放置か、良くは知らない。


この佇まいは、何かホッとするものを感じて、

ずっと残して欲しい風景だ。


一方で、同じ風景を見た奥さんは廃墟を感じたと言う。

人によって感じ方は様々なんだな。


時々、湾を巡る観光船がやって来る。

休日の観光需要は旺盛だ。


駐車場は満車、狭い街道は歩き回る観光客でいっぱい。

でも静かで穏やかな空気感が損なわれていないのは、

マナーが良いのかも知れない。


自撮り棒のグループ(経験上、東南アジア組)も

大声を出したり騒いだりする人がいない。

訪日する旅行者も成熟してきたのかな。


今回は、

昨年バイクで訪れた際には知らなかったスポットを発見!

伝統的っぽい建物が立ち並ぶ界隈を進んで行くと


突き当たりの大きな建物。


入口の案内を読むと、

祭りに使われる舟を保管していると。


木造船。

檜木製かな、良い香り。


展示してあるのではなく、実際に使う舟を見られるのが嬉しい。


建屋の中の様子も含めて、

『良いもの見たー!』って気分。


気付けば、

天橋立で見えていた青空が、

いつの間にか雲が多くなっていた。

天気予報通り『晴れのち曇り』。


さぁ、次へ進もう。

旅は続く、流れる雲のように。