バイク de 四国プロジェクト3〜episode 2.高知メシ

2023.5.1



室戸岬を出発してからも気持ち良い道が続く。


高知市が近づくにつれて交通量が増えて、

やがて夕方の混雑が始まる。


こうなると、

至福の時間が単なる移動時間になる。

非日常から日常に引き戻される。

これは仕方ない。


明るいうちにチェックイン。


今宵の宿は高知駅の直ぐ近く。

連休の谷間の平日とは言え、

直前の予約で空室があった事に感謝だね。


屋根裏部屋みたいな部屋だけれど。


バイクの1人旅の時は寝るだけの宿なので、

静かで清潔であれば充分に満足です。


この宿で正解!と思ったのは、大浴場があったこと。

大浴場は盛り過ぎだけど、

数人は同時に手足を伸ばして湯に浸かれる広さ。

これは宿をリピートする理由になる。


さて、高知メシに出掛けよう。

春鰹の季節。

去年も一昨年も鰹づくしだった。

今年は何か違うものを。



決め手が見つからないままグルナビで色々比較して、

単価の高そうなお店に入ってみた。


泳いでいるイカを刺身にしてくれるのに惹かれたが、
あいにく今日は採れなかったとか。


カンパチとヒラメと鯛。

素材は上等だった。

いい値段しているだけあって、

良いものを仕入れているのが分かった。


揚げ物を頼んでみた。

左がウツボ、これは高知では定番。

ウナギの様な脂はなく、非常に淡白だから、

調理法で旨さが決まる。

カラッと揚がっていて美味しい。


右上は鰹。

右下がアオサノリ。

アオサノリが気になって注文したんだけど大正解!

一口かじると風味が広がった。

多分初めて食べたけれど、これは美味しい。

アオサノリ万歳!


気持ちは満たされた。

胃袋は少しだけ余裕がある。

メニューをめくってシメを探した。


見つけた!


出汁茶漬け。

トッピングの鰹節がめっちゃ高級品らしい笑。

高級鰹節のおかげかどうか?だが、

上品な美味しさ間違いない。


次回にこのお店に来る機会があれば、

この出汁茶漬けとアオサノリは確実にリピートする。


明日は今回のプロジェクトのメインメニュー。

朝は早いぞ。


旅は続く、流れる雲のように。