これまでの経過は私のブログの腺様囊胞癌にかかって皆さんに伝えたいこと!、腺様囊胞癌、その後!、腺様囊胞癌、その後2、をご覧下さい。
BNCT治療という最先端の癌治療を受けました
総合南東北病院のBNCT研究センターで、再発癌の治療を受けました。治療そのものは、30分ほどの時間です。しかも経った1回で終了です。陽子線治療が2月の間何回も行われるのに比較すると、あっけないほどの短時間です。
今は、副作用の克服が課題です。治療後はほとんど副作用は現れませんでしたが、1週間を過ぎた一昨日ぐらいから副作用が顕著になってきました。まず始まったのは目の痛みです。もともと陽子線治療で目にダメージを受けており、角膜には酷い傷ができていました。その傷が大きくしかも深くなり、とても痛みます。次に現れたのは頭髪の脱落です。おどろくほどごっそりと抜けてきました。また中性子線をあてた右顔面に痛みが出始めました。昨夜は痛みが酷く、つかわずにすめばと思っていた処方された鎮痛剤を使ってしまいました。
がん細胞に選択的にダメージを与える治療ですが、癌細胞だけでなく活発に細胞分裂する細胞にはホウ素(B)を含むタンパク質が集まり、Bの核崩壊でダメージを受けてしまいます。毛髪の細胞、粘膜の細胞は再生能力が大きく、こうしたダメージを受ける細胞なのです。目の角膜もその一つです。私の場合は角膜に傷がついており、盛んに細胞分裂して修復しようとしているのでタンパク質が集まっていたのでしょう。
医者は口腔内の粘膜をを心配していましたが、幸いにも今のところ痛みは出ていません。あと1週間ぐらいが山なのでしょうか?
この治療方法は、これまで困難だった癌に対する治療として期待されています。脳腫瘍でも悪性神経膠腫のほかに悪性髄膜炎黒色腫など癌細胞と正常細胞が混在しやすい悪性癌の治療や、私の様に顔面の腫瘍で、手術そのものが困難な癌などに、対処できる治療法なのです。現在では肺癌、肝臓癌、悪性中皮腫などに対する治療研究も始まっており、今後の癌治療に展望を与える治療となりそうです。また他の放射線治療を過去に受けていても、この治療は可能です。私の場合陽子線治療は再度行うことは難しいと言われていました。ですから、この治療があって始めて、私の癌治療は可能となったのです。
手術が難しいと言われても、是非あきらめないで陽子線治療、BNCT治療も検討して下さい。先にも記しました様に、陽子線治療もBNCT治療も国民健康保険の適用が拡大してきており、その範囲は今後さらに大きくなって行くものと思います。
このブログでは私の治療経過について皆さんと共有し、癌を克服する希望を繋いで行きたいと思います。
現在BNCT治療が受けられる医療機関
・京都大学 複合原子力科学研究所粒子線腫瘍学研究センター ・南東北BNCT研究センター ・筑波大学脳神経外科 ・国立がん研究センター中央病院 ・江戸川病院 ・大阪医科大学 脳神経外科 ・川崎医科大学放射線科 ・四国こどもとおとなの医療センター ・大阪大学第二口腔外科