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折々

日々感じたこと

 いよいよ春めいてきて、春の花を見つけに高尾に行ってきました。

 はじめに見たのは福寿草、これは先々週にも行ってみたところです。そのときには見つけることが出来ませんでしたが、今回は咲いているのを見つけることが出来ました。しかし1週間ほど遅かった感じです。午前中十分に日が照らなかったのと北斜面で日が陰るのが早いのか、花が開いていないのが残念です。でもここは私有地の一角、もしかしたら植栽かもしれません。

 

 

 谷筋を歩いていると、道の傍らになにやら白い花が咲いています。近づいてみるとセツブンソウです。

 高尾近辺でセツブンソウは初めて見ました。小さな群落を作っていました。セツブンソウが咲いていると言うことは、石灰質の土壌があると言うこと、福寿草がたくさん咲いていると言うことも、この石灰質土壌のおかげ、先ほど見た福寿草もそういう環境のせいかも、植栽では無いかもしれませんね。

 

 

 気品のある良い花です。

 さらに下ると、花ネコノメソウの群落を見つけることが出来ました。このあたりの谷は1昨年の台風で大きく荒らされてしまい、昨年は花ネコノメソウを見つけることが出来ませんでした。前に見つけて場所からは離れていて群落も小さいですが、残っていてくれたのがうれしいです。

 

 

 

 近くにはキクザキイチゲも咲いていました。

 

 

 高尾には野草がたくさん生きていて、季節ごとにいろいろな花を咲かせてくれるのが楽しいです。

 我が庭のキクザキイチゲが満開です。

 観察していると、福寿草などと違い太陽光に反応しての開花では無く、暖かさに反応しているようです。

太陽が出てさんさんとしているのに寒い日があったのですが、その日は開花せず、今日のような雨交じりでも暖かいと、花は全開しています。

 

 

 

 春の花を探しに近くの公園に出かけました。先日は福寿草が一輪だけ咲いていましたが、1週間たつと福寿草は消えて、節分草が花をつけていました。

 

 

 

こちらは皆私には背を向けていて嫌われたようです。

さらに山を登ると雪割草も花をつけていました。

 

 

キクザキイチゲはまだまだ咲き始め、これからもっと開いてくるはずですが、今日は一輪だけでした。

 

 久しぶりに遠出をしようと計画、我が家から2時間ほどの距離にある県立四季の森公園を目指しました。

 コロナ禍の中、癌治療もあって運動不足が続いていました。筋トレを少しづつ再開してきましたが、どのくらい走れるのか心配でした。スマホ地図では1時間半ほどの行程、2時間のつもりで行けば大丈夫かなと考えました。

 自転車に、スマホホルダーを取り付け、スマホ充電器ももって準備OK、12時に出発しました。途中で昼食を取って、14時公園に到着。公園は良く整備され、里山が残っている歩くのが楽しい大きな施設でした。ちょうど南口を入ると噴水が吹き上がっていて虹が架かっていました。

 

 

 公園を縦断して北口近くに行くとマンサクがたくさん咲いていました。

 

 

 さらに湿地の周りの散策路を歩くと、ヒメウズが咲いていました。日当たりが十分でないのか、花は半開なのが残念。キンポウゲ科の小さなかわいい花です。

 

 

 林の裾には節分草が顔を出していました。

 

 

 

 帰りはさすがに少し疲れてスピードが上がらず2時間を超える時間が掛かりました。それでも18時に帰ってこれ少し自信が持てたサイクリングでした。

 

 

今日の小道具

 前回「医者が一番心配と言っているのは、腺様囊胞癌が眼球の裏の頭蓋骨まで浸透していて、この治療の効果でがん細胞が消えるのと同時に頭蓋骨まで破壊されてしまうことです。脳の底に穴が空いてしまえば、脳への感染が起こる可能性が高くなり、その場合は、死に至るダメージを受けることとなるとのことです。ですが今の命こそ大事なので、私としては可能性のあるこの治療に掛けるしか無いと考えました。今回の治療もその心配があるので、70%の癌の死滅を狙い、100%は狙わなかったとのこと、今後の経過観察が大事だと言うことでした。」と書きました。
 その後一月ごとにMRI検査を受けてきました。腺様嚢胞癌は大きくもならずかと言って小さくもなっていませんでした。お医者さんは急激な癌の縮小がないと言うことは脳底の骨も壊れないと言うことなので、脳底に穴の開く心配はなくなったと言うことです。
 今は、放射線治療の後遺症と言うことなのか、顔の右側面に軽いしびれがあるのと右目の奥が眼球を動かすごとに鈍い痛みが残っています。これは眼球を動かすと眼球奥の筋肉ないし腱が突っ張る様な感じの痛みです。鎮痛剤を飲んでいます。
 今回は陽子線治療以上に頭の右側の髪が抜けました。仕方がないので妻に毛糸の帽子を作ってもらいました。
 今後、三月に二回ほどの今よりは間隔を開けたMRI検査をしながら様子を見ることとなりました。腺様嚢胞癌は効果の進行が遅いと言うことなので、今後の癌の縮小に期待しようというわけです。三ヶ月後にはPET検査を行い、その状態によっては再度のBNCT治療も考えるとのことでした。
 なかなかやっかいな腺様嚢胞癌です。

モーニンググロー ‘ヒトミ’が真っ赤な花を咲かせました。

この時期、真っ赤な花は元気をくれます。玄関が明るくなった気がします。

ただ、私の管理が上手くいっていないようで、株が小さくなってきているのが心配です。

 

パフィオのアフィンが3つ咲きました。

 

 

 

パフィオの仲間は袋が立派でかわいいです。

インシグネ と バーバタム との自然交雑種いわれる希少種だそうです。

ミニカトレアのポポ(前回とは別の鉢)が咲きました。

 

シンビジュームのバカルディドリームも

 

昨年の後半は、病気の治療のため手入れが行き届かないことが多かったのですが、良く咲いてくれました。

 

 今年の春は、花芽のすべてを虫に食べられてしまったオンシジュームのアロハイワナが、2度目の花芽をつけました。今回は花芽の段階で早めに防虫のスプレーをして、開花を待ちました。

 冬の開花は初めてです。でも花の大きさが心なしか小さい気がします。

 黄色の花がたくさん咲く姿は、あでやかです。

 

 

 これまでの経過は私のブログの腺様囊胞癌にかかって皆さんに伝えたいこと!腺様囊胞癌、その後!腺様囊胞癌、その後2、をご覧下さい。

 

BNCT治療という最先端の癌治療を受けました

 総合南東北病院のBNCT研究センターで、再発癌の治療を受けました。治療そのものは、30分ほどの時間です。しかも経った1回で終了です。陽子線治療が2月の間何回も行われるのに比較すると、あっけないほどの短時間です。

 今は、副作用の克服が課題です。治療後はほとんど副作用は現れませんでしたが、1週間を過ぎた一昨日ぐらいから副作用が顕著になってきました。まず始まったのは目の痛みです。もともと陽子線治療で目にダメージを受けており、角膜には酷い傷ができていました。その傷が大きくしかも深くなり、とても痛みます。次に現れたのは頭髪の脱落です。おどろくほどごっそりと抜けてきました。また中性子線をあてた右顔面に痛みが出始めました。昨夜は痛みが酷く、つかわずにすめばと思っていた処方された鎮痛剤を使ってしまいました。

 がん細胞に選択的にダメージを与える治療ですが、癌細胞だけでなく活発に細胞分裂する細胞にはホウ素(B)を含むタンパク質が集まり、Bの核崩壊でダメージを受けてしまいます。毛髪の細胞、粘膜の細胞は再生能力が大きく、こうしたダメージを受ける細胞なのです。目の角膜もその一つです。私の場合は角膜に傷がついており、盛んに細胞分裂して修復しようとしているのでタンパク質が集まっていたのでしょう。

 医者は口腔内の粘膜をを心配していましたが、幸いにも今のところ痛みは出ていません。あと1週間ぐらいが山なのでしょうか?

 

 この治療方法は、これまで困難だった癌に対する治療として期待されています。脳腫瘍でも悪性神経膠腫のほかに悪性髄膜炎黒色腫など癌細胞と正常細胞が混在しやすい悪性癌の治療や、私の様に顔面の腫瘍で、手術そのものが困難な癌などに、対処できる治療法なのです。現在では肺癌、肝臓癌、悪性中皮腫などに対する治療研究も始まっており、今後の癌治療に展望を与える治療となりそうです。また他の放射線治療を過去に受けていても、この治療は可能です。私の場合陽子線治療は再度行うことは難しいと言われていました。ですから、この治療があって始めて、私の癌治療は可能となったのです。

 手術が難しいと言われても、是非あきらめないで陽子線治療、BNCT治療も検討して下さい。先にも記しました様に、陽子線治療もBNCT治療も国民健康保険の適用が拡大してきており、その範囲は今後さらに大きくなって行くものと思います。

 

 このブログでは私の治療経過について皆さんと共有し、癌を克服する希望を繋いで行きたいと思います。

 

現在BNCT治療が受けられる医療機関

・京都大学 複合原子力科学研究所粒子線腫瘍学研究センター ・南東北BNCT研究センター ・筑波大学脳神経外科 ・国立がん研究センター中央病院 ・江戸川病院 ・大阪医科大学 脳神経外科 ・川崎医科大学放射線科 ・四国こどもとおとなの医療センター ・大阪大学第二口腔外科

 陽子線治療から1年半後の2020年8月晃友脳外科眼科の診察で、眼圧が上がって眼球に血液も見られると言うことで、大学病院での精密検査が必要と言われる事態になりました。北里病院眼科を紹介していただき、診察を受けました。最初は内服薬での治療が始まりましたが、眼圧が下がらず手術をすることになりました。
 手術は眼球にステントを刺し、眼球内の液体を抜いて眼圧を下げるというものでした。9月29日に手術実施。その後1週間ほど経過観察のため入院。10月22日の診察では、眼圧が下がりすぎているということで、もう少し様子を見ようとのことでした。
 9月24日晃友会病院で癌のその後を見るためMRIを撮りました。大橋先生の判断では癌が再び大きくなっているようだとのこと。総合南東北病院の陽子線治療の先生に見てもらった方が良いとのことで、連絡を取り10月9日に診察を受けに行きました。10月21日にPETを撮り詳しく癌を見ることになりました。9月28日診察、その結果は大橋先生の指摘通りと言うことで、その後の治療をどうするかということになりました。再度の陽子線治療は難しく、考え込んでおられましたが、南東北病院の先生方で相談してもらったところ、BNCT治療というのを勧められ、早速BNCTセンターに相談に行きました。ところが、癌の速度が速いのですぐに治療に入るということになり、2泊3日の入院で、BNCT治療の準備となりました。何の入院の準備もなくだったので大分困りました。

 11月4日から正規に入院して、BNCT治療を受けました。副作用が有りそのための入院を12日まで取りましたが、あまり副作用は大きく出ず、1日早めて11日に退院しました。この治療は最近始まった治療で、最初は原子炉を持つ大学病院で始めたのですが、民間の病院での治療はこの南東北病院が第1号だそうです。現在日本では9カ所の病院で行われていると言うことを、その後知りました。国民健康保険も今年の6月から対象になったと言われました。通常400万から500万円かかる治療ですので、保険が効く様になったのは私の様な年金生活者にとっては、天国からの贈り物でした。
 目の方は、BNCT治療の副作用のせいか角膜の傷が大きくなり、痛みが酷く治療を続けています。今は北里眼科と総合南東北病院BNCTセンターの両方で経過観察中です。自覚症状としては目の痛みが第1で、目を開けることができなのが辛いです。BNCT治療の副作用はこれから症状が強くなるのかも知れません。

 医者が一番心配と言っているのは、腺様囊胞癌が眼球の裏の頭蓋骨まで浸透していて、この治療の効果でがん細胞が消えるのと同時に頭蓋骨まで破壊されてしまうことです。脳の底に穴が空いてしまえば、脳への感染が起こる可能性が高くなり、その場合は、死に至るダメージを受けることとなるとのことです。ですが今の命こそ大事なので、私としては可能性のあるこの治療に掛けるしか無いと考えました。今回の治療もその心配があるので、70%の癌の死滅を狙い、100%は狙わなかったとのこと、今後の経過観察が大事だと言うことでした。

※BNCT治療
 ホウ素(B)は、原子力発電の原子炉で制御棒の材料に使われる物質です。自然のホウ素には質量数10のBと質量数11のBが含まれますが、10Bは中性子を吸収する力が大きく、原子炉内でウランの核分裂連鎖反応を起こす中性子を吸収するため、連鎖反応を止める効果があります。この性質を利用し、10Bを細胞内に取り込ませ、中性子線をあててホウ素に核崩壊を起こさせるのです。
 核崩壊が起きると、ホウ素の原子核からアルファー線とLi+が誕生します。どちらもエネルギーの大きな放射線ですが、質量が大きく、放射線としての透過力はあまり有りません。どちらも細胞の内部の物質に衝突しエネルギーを失います。ガンマー線も出ますがこれは逆に透過力が高く、多くがそのまま体外に抜けてしまいます。


 がん細胞は他の細胞に比較し、細胞分裂が盛んなため多くのタンパク質を吸収します。そこで静脈注射によって10Bを含んだタンパク質を送り込み、がん細胞がそのタンパク質を取り込んだ頃を見計らって、サイクロトロンないしは原子炉で作った中性子を患部に照射します。そして10Bを核崩壊させそこから出る放射線によって、がん細胞を殺すというわけです。放射線の透過力が弱くがん細胞の廻りの正常細胞には、危害がすこししか加わらないのです。このように癌細胞のみを特化して殺す放射線治療です。 

 この治療は日本が世界に先駆け、主導的立場に立ち世界に発信している最先端がん治療法なのだそうです。