奇跡と神秘
前回のブログから、半年以上も放置してました。
あたしが「魔法の杖」というオラクルブックに頼った、人生の選択。
この選択の答えを出すに、ずいぶん時間がかかりました。
あたしは、6年前に子宮外妊娠をしています。しかも、2回も。
身体的にも精神的にも、かなりダメージを喰らったんですよね。意識が吹っ飛んだ程にお腹が痛かった。2回目の時なんか産婦人科の待合室で、人目を気にせず大声で泣きました。
自分は、赤ちゃんを産むことができないんだ、そう思い込んでしまって。
更に検査や手術に痛みを伴ったことで、妊娠することに異常に恐怖を感じていたこともあったし。
あたしはかなりのヘビースモーカーでした。
タバコを止める自信もなかった上に。
仕事が忙しくて面白くて、自分の時間を作るのに必死だったこと。
子供が欲しいと思ったことは、正直ありませんでした。
でも、そんなあたしが妊娠、出産に向き合おうと決心したのは、「子供はどうするつもりなん?」という自分の両親の言葉。
旦那様が実は子供が欲しいと思っていた事。
そして、自分の年齢でした。
孫が見たい。血の繋がった自分の子供が欲しい。
そんな、周りの人たちの後押しもあり、あたしは不妊治療センターを受診しようと決心したのでした。
正直、自分自身が子供が欲しいと強く願っていたわけでもなかった状態での妊娠は、かなり辛いものでした。
自分の意思とは裏腹に、小さな事がイライラして仕方ない。職場でどれほど同僚に八つ当たりしてしまったか。
妊娠に対してネガティブすぎて、「妊娠おめでとう」と言われても素直に喜べなかった。
食に全く興味のないあたしのつわりは、食べづわりで、毎日泣きそうになりながら朝から晩まで食べ続けて。これも苦しかった(´・ω・`;)...
初孫になるあたしの両親は、嬉しくて楽しみで仕方ないのか、毎日電話やLINEが来る。これもあたしにはうざくて仕方なかったヾ(・д・`;)
何かあったら、自分から連絡するからソッとしておいて欲しい。そう何回もお願いしたのを覚えてます。
実際、蓋を開ければなんとも順調な妊娠生活でした。
妊娠初期に一度大出血をしたこと。妊娠後期に蛋白尿や浮腫が酷かったこと。
大きなトラブルはこれくらい。つわりも食べづわりとは言えど、吐くことも一度もなく。たまに身体が怠くて不快なことはあっても、仕事を休むほどのものでもなく。
お腹はどんどん大きくなって。
胎動でお腹がグニグニ動いて。
エコーで赤ちゃんの顔を見て。
実は、あたし赤ちゃんが実際に産まれるまで、自分のお腹に赤ちゃんが育っているという実感がなかったんです。
本当に、このお腹に赤ちゃんが育ってるの?
実際、かなりお腹が大きくなっていたのにね。
かなり胎動も激しくて、痛いくらいだったのにね。
なんともおかしな話です。
30歳後半で。体外受精をして1回で妊娠成立。
タバコも実際には止めることはできませんでした。
それでも、順調にお腹の中で成長し、無事帝王切開ではあったけど、7月に元気な男の子を出産することができました。
ブチブチ弱音ばかり吐くあたしを、支えてくれた同僚達。
タバコを止められなかったあたしに、誰も「止めなさい」と言わなかった旦那様や友人。
あたしの代わりに妊娠を手離しで喜んで泣いてくれた人たち。
イライラや八つ当たりを受け止めてくれた人たち。
誰一人としていなくては、あたしの妊娠生活は成り立たなかった。
本当に、感謝しかありません。
支えてくれてありがとう。
誕生を待ってくれてありがとう。
「妊娠おめでとう」と言ってくれてありがとう。
そして、無事に産まれてきてくれてありがとう。
こんなあたしを選んでくれてありがとう。
こんなにも愛おしいと思う気持ちを教えてくれてありがとう。
ありがとう、が溢れるこの気持ち。
あたしは一生忘れることができないと思います。
今はお腹の大きな女性を見ると、すでに懐かしく自分の妊娠生活を思い出します。
もしも、次妊娠する機会を頂けたなら。
もっと妊娠生活を楽しもう。
もっと赤ちゃんと一心同体であることを喜ぼう。もっとたくさんお腹に話しかけよう。
もっとたくさん笑おう。
もっと幸せであることを謳歌しよう。
こんな妊娠生活を送ってきたあたしが言うのもなんですが。
妊娠、出産っていいものですね。

