娘が産まれてから、もう1年が経とうとしている。

父ちゃんは、初めて君を抱いた記憶を、
今でも鮮明に覚えているよ。

君を産んだ直後のママを少し休ませるために、
看護師さんが君を俺に預けてくれたんだ。
手も足も縮こまって、子猫のような君を初めて抱いたときの感激と
柔らかい感触を、今でも昨日のように思い出すことができる。

君が産まれた日の夜、
盛岡には久しぶりの雪が降ったんだ。
しんしんと雪が降り積もり、
街は真っ白になった。
その日にママと君の病室に
父ちゃんも無理矢理泊まり込んで、
家族3人で初めて一緒に寝たんだよ。

あれからもう1年かぁ。

縮こまって寝てばかりいた君が
涙を流すようになって、
笑うようになって、
寝返りをうって、
ハイハイして、
立ち上がって、
今では自由に歩き回っている。

君の着実な成長が毎日嬉しくて、
幸せの意味を毎日実感することができた。

病気らしい病気もせず、怪我もせず、
よくぞこれまで無事に成長してくれたね。
君の親になれてからの1年間、
本当に楽しくて充実した毎日でした。

君の親になれて良かった。
まだまだイマイチな父ちゃんですが、
これからもよろしくね。