我が家の生活リズムでは、
子供達が平日テレビを見るのは
寝る直前の午後8時頃からの1時間程度に決まっている。

というか、決めている。


娘は「アンパンマン」が見たくて
息子は「しまじろう」が見たいので、
一応順番に見ることになっている。


1歳の息子にとって
ストーリーのある「アンパンマン」はまだ難しいらしくて、
娘が「アンパンマン」を見ているときは、
ビデオをいじって遊んだり
たまに娘を邪魔したりと
ちっともじっとしていない。


今日の「アンパンマン」の時間は
息子の機嫌が悪くて泣き叫んで仕方なかった。

(そんなとき、カミさんは長いトイレ中)

いつもだったら、カミさんに「ほれっ」と泣いてる息子を預けちゃうのだが、
今日に限ってカミさんが出てくる気配なし。

仕方がないので
アンパンマンに集中しちゃってる娘にダメもとで

「そーちゃん泣いちゃってるから、
『しまじろう』に替えさせてもらえない?」

と聞いたら、
案の定、怒り狂って
「ダメ!絶対ダメっ!今見てるんだから(-_-#)」

と譲らない。
そして息子は泣きわめき続ける。

大人気ないと頭で分かっていながら

「どうしてお願い聞いてくれないの。
今日はそーちゃん泣いちゃってかわいそうだから、
悪いんだけど替えてちょうだいって
お願いしてるんでしょ。」

と3歳の娘に真剣に怒る俺(←来月33歳)。

やっぱり娘は「ダメっ」と譲らずにいたのだが、
少しして

「いいよ。『しまじろう』見せてあげる。」

とビデオを替えることを許してくれたのだ。

頼んでおきながら
まさか許してくれるとは思わなかったので、
その優しさと健気さに思わず抱き締めてしまった。

俺よりよっぽど大人ではないか…。


聞き分けが言い訳ではないんだが、
一度はダメと言いながら
彼女なりにいろいろ葛藤して
〈今日は父さんの言うとおりにしてやっか〉
と俺のお願いを聞いてくれた娘の心の広さに感激である。

そして、父親として
まだまだ至らないとこだらけの自分に反省。



3歳なんだから
もっとワガママでいいんだよ。

アンパンマン大好きなこと知ってるのに
ムリにお願いしてごめんなさい。

でも、今日は本当に嬉しかったんだ。

ありがとう。