2000年にバンド活動を“終幕”したロックバンド・LUNA SEA
が29日午前0時、公式サイトで『LUNA SEA REBOOT』とメッセージを発表、
“REBOOT=再起動”と活動再開を示唆した。
この日は奇しくも21年前のバンド結成日で、
初ライブを行ったメモリアルデー。
2007年に一夜限りの復活ライブを行った際と同じ、
満月の夜という意味深演出だ。

2007年12月24日に東京ドームで行われた、一夜限りの再結成ライブで
ボーカルのRYUICHI(河村隆一)が残した
「いつかどこかの空の下でまた会おう」。
約束を果たすかのように、再びLUNA SEAが幕を上げる。
公式サイトではソファーを置いた風景が表示され、
冒頭のメッセージが浮かび上がる。
それに合わせて、公式携帯サイト『LUNA SEA MOBILE』も同時オープンした。
本格的な復活を示唆するかのように、周辺の動きも慌しくなっている。

メンバーが再集結するとなれば、2008年5月4日に開催された
X JAPANの故・hideさんの追悼イベント『hide memorial summit』でライブを行って以来、
約2年ぶり。昨年、結成20周年のアニバーサリーイヤーを終え、
近しい関係者は「REBOOTというからには、新たな作品を作る可能性があるのでは
と大きな期待をしています」と含みを持たせた。
区切りをつけてから10年、LUNA SEAの復活劇が現実味を帯びてきた。

LUNA SEAは、ボーカルのRYUICHI、ギターのSUGIZO、ギターのINORAN
ベースのJ、ドラムの真矢からなる5人組ロックバンド。
1992年5月21日にアルバム『IMAGE』でメジャーデビュー後、
数々のヒット曲を発表し、2000年12月27日の東京ドーム公演でバンド活動に幕を下ろした。
なお、1999年に嵐で崩壊したステージのまま東京・お台場で開催したライブ
『LUNA SEA 10TH ANNIVERSARY GIG[NEVER SOLD OUT]CAPACITY ∞』
のDVDが5月30日に発売されている。