舞台「炎の蜃気楼昭和編 夜啼鳥ブルース」

公演日程:2014年9月17日(水)~9月23日(火・祝) 全11公演

劇場:シアターサンモール

出演:富田翔・荒牧慶彦/

   佃井皆美・増田裕生・今出舞・林修司・吉田大輝

   中野高志・遠藤誠・柏木佑太・湯浅雅恭/

   笠原紳司・水谷あつし


配役:加瀬賢三/上杉景虎→富田翔

   笠原尚紀/直江信綱→荒牧慶彦

   小杉マリー/柿崎晴家→佃井皆美

   朽木慎治→増田裕生

   北里美奈子→今出舞

   ジェイムス・D・ハンドウ→林修司

   坂口靖雄→吉田大輝

   色部勝長→笠原紳司

   執行健作→水谷あつし   







先日こちらの舞台、観劇してきました。
今秋、一番に楽しみにしていた舞台。
役者さんとか関係なく純粋にこの舞台が見たくて足を運んだ作品です。


こういう見方は自分的に初めてかも。ハート


ミラージュ…。原作を読んでましたが、途中で挫折した口汗


この小説は挿絵(東城和実)につられて購入してのがきっかけで
読んだらむちゃむちゃ面白い!
最初購入にした時は、まだ2、3巻くらいしか出てなかったので
新刊出るのが楽しみでしょうがなかったです。


この頃ほんとハマってました。(*^_^*)


でも最初、そっち系(ってどっち系だよ^^;)だと思わないで読んでいたので、
読むにつれてそういう展開になってきのには驚きました。
天下のコバルトで良いのかしらと当時思ったものです。
(この時代のコバルトというと淡い恋愛を描いている作風が多かったのです。)
もうあーんな事やこーんな事までしちゃってっるし。
(けっこうこの表現が…おいおいR18じゃなくて良いのかい?って感じでした)


でも20巻あたりで読むのやめちゃたんですよね。
展開がだんだんと辛くなってきたのもあってか
なんとなく読まなくなっちゃって。

本編が10年も前に完結していた事すら知らなかったし
続編…というか過去編が出ていたのも知らなったという。(ダメじゃん)


で、なんで見ようかと思ったかというと
夏にあった舞台タンブリングファイナル時にチラシが入ってて。
「へー。ミラージュ舞台化なんだ。ん?昭和編って何???」
となったのがきっかけ。


(↓それがこのちらし。)




そのあとネットで調べたら今連載しているのがこの昭和編。
読んでいない分、変な先入観なしに見られるかなというのもあるし
もともと好きだった小説の(シリーズ違いだけど元は同じ人物)舞台化には
やっぱり舞台好きの私としても興味が俄然湧いたわけです(笑)


チケット発売後だったので初日、楽は当然売り切れ。
行くと決めたからにはチケットの手配に奔走しましたよww
この時は、初日楽は良いとしても最初、最後付近は見ておきたいなと思って、
2日目と前楽のソワレをとりあえずゲットして。
ところが1回目見た時に、これはまだまだ見足りない!という衝動を抑えられず(笑)
ぎりぎりで21日のマチネを某掲示板で譲ってもらい、そして千秋楽を当日券という。

(楽の当日券は抽選でしたけど、なんとか当選出来ましたヽ(^o^)丿←Kさんに感謝★)


今さらですが、もっと行けたなとちょっと後悔中…ww



いや。もう。予想以上に良かった!
正直、期待半分くらいで行ったんですけどね。
今年の頭に観に行った某銀河関係舞台は正直、うーんって感じだったので。
(これは間宮ハルトに魅かれて見に行ってたから)
それと同じだったらどうしようって不安もあったし。

でも杞憂でしたね。うん。


特にオープニングは鳥肌もの。これすごく良いです。
プロジェクションマッピングがもうほんとすごく良かった(*^_^*)
この狭さでも良いけれど、もう一回り大きい会場でもみたいなと思いました。
(大きいと迫力が違いますからね)


全体的にストーリーも良くまとまってたし、
原作をしっかりと理解したうえでの脚本でした。
2時間近く休憩なしでしたがあっと言う間に見終わった感じです。
そして加瀬(景虎)と笠原(直江)のやり取りのシーンは終始ニヤニヤが止まらず
どうしようかと思った…ラストシーンなんてにやにやマックスです…←変態。


あ。主演のお二人。
私、「初めまして」でした。^^;
いや景虎役の富田さんは厳密には「初めまして」ではないですが(笑)
でも生で見たのは「初めまして」。
アバレンジャーは見ていたんですけど…どういうわけか
このアバレだけは途中で見るのやめてしまってて(苦笑)良く覚えてないんです。
(前後はちゃんと見てたのに。。)
どちらかというとキョウリョウとかゴーカイにゲストで出た時の方の印象があるかも。
今はテレビよりは舞台中心に活動されているんですね。


彼が演じる景虎。原作の景虎像(本編のしか知りませんけど)にイメージが近い。
昭和編の加瀬を舞台を見た時点で知らなかったので、見た目云々はわかりませんが
私が持ってる景虎のイメージにすごく重なりました。
違和感を感じる事がないくらいハマっていたと思います。


強いだけじゃない脆い部分、繊細な部分もしっかりと演じてて。
回を重ねる毎に「景虎」がそこ(舞台)にいるなと感じました。

凛とした佇まいや直江といる時の刺々しさ、でも信頼以上の何かを
感じさせる動作だったり行動があったりして。
弱い部分も直江の前でしか見せない。


そこにちゃんと『生きている』景虎がいました。


富田さんのツイでも「(景虎に)入りすぎた」って呟いているのを見たりすると
なんだか嬉しかったな。

それだけ景虎を自分の中で消化してるってことですもんね。


いやーしかしトミショー(富田さんの愛称)さん。エロいですね^^;
色っぽいの通り越してエロい(笑)
特に考え事をしてる演技の時に唇を親指でなぞるんですけど
その仕草がめっちゃ好きでどきどきしっぱなしでした。
あれって演出なのか景虎としての癖なのか。
ぜひ一度本人に聞いてみたいものです。


しかしその分、カーテンコールでのおちゃめな一面やら
ぽそっと言う突込みが面白くてそのギャップがなんとも良かったです。
(惚れたかww)


完全に「初めまして」は直江役の荒牧くん。
名前を見た事あるかな?な程度で…ほんと全然面識がありません。
申し訳ない…でもウキペ見ると活動時期がここ数年の俳優さんのような。
(私が見る舞台偏ってるしテニミュ見てないし)


この舞台で一番苦労したのは彼なんじゃないかと思います。
直江の心情すこぶる複雑だし理解しがたいところがたくさんあると思うから。
あの内なる情念を表現するのはなかなかキツイかと。


実際にご本人も挨拶等で
「最初まったく(直江を)理解できなかったし、なおえが嫌いだった。」
っと言ってたくらいですからね。^^;

そうとう大変だったことが見て取れました。
(でも最後の挨拶では「今は景虎が好きな以上になおえを好き(え?)。
一度嫌いになって好きになるとすごく好きになる。映画版ジャイアンみたいな。」
て言ってました←どんな例よ。荒牧くんww)


それでも舞台では、景虎と接する時とほかの人と接するとき。
表情ががらっと変わるんですよね。
これは故意にしてるのか役がそうさせてるのかはわかりませんけど。

美奈子に話しかけてる時の年相応の顔、可愛いくて何気に好きでした(*^^)
(原作は20代前半設定。ちなみに景虎は30代半…。)


ずっと視線で景虎を追っている時のその時の表情は
苦しそうだったり、愛おしそうだり。

こちらも回を重ねる毎にそういう心情が見て取れるところが多くなってきてました。


解らないながらも、理解しようとあがいている所が
直江らしさに繋がっていたんではないかと思います。



ここからはちょっと辛口(?)なので
荒牧くんファンの方が、検索してここを見てて
不愉快な思いをしたらごめんなさいと先に謝っておきます。


荒牧くん最初見た時に、なんとも言えない違和感があって
なんでだろうとずっともやもやしてたんです。
(直江らしくないという事ではないくて)

それが千秋楽、間近で見た時に、はたと気が付いた。
(当日券でしたが神席だったww)


綺麗すぎる。
彼は綺麗すぎるんです。

姿形の綺麗さもありますが(肌とか指先とかめっちゃ綺麗だった♪)
どちらかというとアニメとか漫画とか2次元的な綺麗さ。


作品によってはこの綺麗さは利点にもなるけれど
逆を言えば、欠点にもなる。


今回は私的には後者な印象でした。


富田さんがものすごく生きてる感じを受けるのに
荒牧くんには血の通った生々しさが足りない。


「ない」のではなく足りないのです。
人間らしく感じる所も多々あるので。


特に美奈子をお見送りしたあとに不審者と対峙するシーン。
誰に頼まれたかと問い詰めるあの抑圧的なセリフは
今までの声とは出し方がガラッと変わっててぞっとした瞬間でした。
(余談ですがここの後ろ蹴り、恰好良かったです。)


それとやっぱり最初の景虎とのやりとり。
椅子に押さえつけるあのシーンも直江らしくて。
感情を表す動の時に、すごく生身を感じます。


ただやっぱり静の部分の表現が個人的にはあと一歩な感じなんです。
そこに生々しい感情が出れば、もっともっと直江らしい直江が見れるかなと。


誤解のない様にもう一度書きますが、
彼の直江が直江らしくなかったとわけでないです。

ちゃんと舞台に『直江』がいたと感じましたから。


まだ24歳ですものね。

今後に期待です。(だから続編やら再演やらお願いしたい!)




あと、これは個人的萌えポイントなんですが(笑)
あの二人の身長差、体格差がもうツボでツボでwww

富田さんの少し小柄で華奢な感じと
荒牧くんの思ったよりしっかりした体格が
二人並ぶと、もうそれがめっちゃ良い感じなのですわ。

向かい合って景虎を見下すとこなんてもう(〃∇〃)

その時の二人の表情がたまらんのですよ…(〃∇〃)





私は途中でリタイヤしたファンなので、逆に気負いなく
でも基本設定自体は知っているという立ち位置で舞台を楽しめたのが
良かったのかもなと思ってます。


自分もそうですが、思い入れが強いと
なかなか受け入れるの難しかったり見るのを躊躇したり。
でも今回は原作ファンの方にも大満足出来た舞台だったのは
間違いないようですね。

当日券が右肩上がりに売れて、再演や続編を希望する方が多くいるって
事はそういう事だと思っているので。


長くなったので、ここでいったんアップ。
あと少しだけ覚えていることを書き留めたいと思います。