「ありがとう」島の旅客船・めおん「おめでとう」 | 宇宙(そら)を見ながら「旅」するmomoの日記。 

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この島には 

忘れられない

想いを運ぶ船がある

(映画「めおん」 より)

 

 

トイプードル 「こんにちは もも2号です」

 

今回は

2021年2月28日に引退する

男木島・女木島行きのフェリーめおんに乗ってきました船

 

高松港前の玉藻公園

も満開桜

春近しという暖かな陽気のなか

なんとも寂しい情報を知ったのはほんの数週間前。

 

瀬戸内国際芸術祭に参加している島でもある

男木島、女木島行きのフェリー

初代「めおん」が引退するとのこと!

 

知らなかった!いや、びっくりしましたえーん

 

めおんの次にやってくる新しい船

その名も、・めおん!

すでにチラシが配られておりましたびっくり

 

男木島女木島行きには

雌雄島海運さんから出る

「めおん」と「めおん2」のふたつの船がありまして

初代めおん

 

めおん2

 

普段は、めおん2が主に運航しているけど

時に、予備船・臨時便として初代めおんが一緒に運航していることも度々あった。

お客さんが多い時期とかなど大活躍

瀬戸内国際芸術祭ではお世話になった人も多いはずニコニコ

 

 

そんな初代「めおん」が引退するみたい

2月28日がラストクルーズ船

 

なんとも寂しい!と

多くのファンが最後の運航になる前にと、めおんに乗船しているそうですキョロキョロ

私も何とか時間を工面して

めおんに乗ることができました。カメラキラキラ

 

 

サンポート高松港から男木島までは、往復1020円(※20212年2月現在)

途中、女木島を経由するが

女木島で降りるときはチケットを別に買うことが必要。ふんわりウイング

 

高松港からゆっくり近づいてくる、めおん。

赤と白のコントラストがとてもきれいで、小さくて可愛いと評判の船ラブラブ

 

お口をぱっか~んくちびる

 

いざ!乗船!グッ

 

乗船時間はだいたい40分

 

風少なし、高松の空は鉛色くもり

天候は恵まれなかったけど乗れただけでも嬉しい照れ

 

いってきまーす!

 

めおん 34年間 ありがとう

 

島民や関係者の手によって船内はデコレーションされていた。

壁にはめおんの歴史

寄せ書き

めおんに関連した歴史や映画などの資料が貼りつけられている。

 

男木島女木島の「船」の歴史

 

1ももたろう丸、こまどり丸(昭和44年頃)

2かんかけ(昭和36年~)

3第3まごめ丸(昭和54年~)

4めおん(昭和62年~平成10年から予備船)

5めおん2(平成10年~)

 

めおん2は、6代目なのねうお座

 

波波波船波波波波波波波波波

 

エンジン音とその振動が身体の中を揺らしている

甲板の席に座ると海風が吹き当る

他の船に比べて小さいので

強風があれば容赦なく船体も揺れる

つまり、天候によっては

 

酔う。

 

私にとっては

強風高波が無かったことが一番の幸運だった星

 

船内には至るところに、修復と使用感が残されていた

島の旅客船としての

34年間の歴史はここで終わり、そして

この船もまた修復されて

色も塗り替えられ、名前も変わって

どこかの海でまた活躍する日がくるのだと思う。

 

女木島を出港

 

突然

大きな声が船内から湧いた。

 

初代めおんの隣を通っていたのは、新しい「めおん」だった

シマシマ模様のめおん

大きいね

みんな「シマシマだ!」って言ってました

ほんとうに一瞬だったけど、盛り上がった瞬間だった。

 

トイプードル 「しましまぁー!」

 

 

約20分、男木島港へ

 

山の斜面に沿って、びっちりとくっついた家群

初めてこの光景を見た時、とても驚いた思い出がある。

 

男木交流館 

作品名:男木島の魂  

作者:ジャウメ・プレンサ

 

これもアート、瀬戸芸の作品のひとつ

民家が凝集する港の玄関口に

なんともアーティスティックなシェル型のコミュニティーセンター、待合所がある。

 

港の停留所には、めおん2が泊まっていた

本来なら、初代「めおん」がこの位置にいるのだけど

引退近しということで、男木女木航路をメインとして運航していた船

 

めおん2も心なしか、寂しそう

 

男木島は坂の町だ

とにかく港から細くて急な激坂が続く

島民の6割以上が高齢者とはいえ

男木の住人はこの坂を杖を突いて躊躇なく登っていくランニング

逆に私といえば、今回男木島を少し探索しただけで筋肉痛になった笑い泣き

 

男木島は今、水仙が見頃

瀬戸芸以外でも島に訪れるファンは多い。

 

そのため

島でもコロナウィルスの対策と島民への配慮が必要であるニヤリ

 

「めおん」と「めおん2」が並んでるおねがい

 

「夕陽と猫の家」より

 

島の生活と共にあった「めおん」

 

次からはこの新しい「めおん」が島の風景になるんですね

 

ちなみにこの新しいめおん船

外装と内装のデザインは、ドットアーキテツクが手がけたそうです。

ドットアーキテクツさんは

瀬戸内国際芸術祭でも作品を展示している建築家ユニットで

赤と白のしましま模様は

「島々」と「縞」というシマにあやかった意味合いがあるのだとか

内装も、香川の伝統工芸である欄間やコロナ対策への換気装置も完備

バリアフリーとなっており、お洒落なんだとか。乙女のトキメキ

 

乗ってみたい!おねがい

 

トイプードル 「新しいめおんさん、よろしくねー!」

 

おめでとう めおん船お祝い

 

期待と祝福を受けながら

今は航路を巡回し、練習をしている新しい「めおん」

この、新しいめおんに乗れるのは2月28日からです。

 

 

 

めおん「高松に行きますよ~」

 

名残惜しいけど、高松に戻ります

帰りもめおんに乗れました。

 

またね、めおん2

 

またね、男木島

 

 

 

 

 

すっかり日が暮れた高松港

人の気配が無くてとても静かでした。

 

18:10発の最終便を待つ 初代めおん

今日も、お疲れ様でした照れ

 

 

 

ありがとう めおん船花束