お迎え
またお腹の調子が良くない。痛くてはち切れそうなくらいなのに、出るべきものが出ない。何処かで詰まっているのか。いつも痛くなるところは決まっている。元々下降結腸のあった辺り。実は少し出る。今日はトイレ→シャワー→布団。その繰り返し。外出どころではない。トイレからシャワーへ向かう途中、慌ててトイレに引き返すこともある。ワンルームマンションのように、トイレとバスが一緒だとありがたいのにと、都合の良いことを考えて見る。最近は調子の良い時と悪い時のサイクルが短くなってきた。夕食を食べるべきか、食べざるべきか。横になって思案中である。先ほど少し微睡んだ。父方の祖父が夢に出てきた。二十年前に鬼籍の人となった祖父は、気難しい人だった。テレビを見ていて、放送の中で気に入らない言動があれば直ぐに苦情の電話をかける。おっちょこちょいの私は祖父から疎んじられ、一緒に外出した記憶がない。その祖父に、夢の中で諭される。子供の頃の記憶と重なる。小6だった私は、祖父に泣いて謝った。祖父と父は妙な間柄だった。25年前、父が亡くなった時は病気を理由に葬儀に来なかった。何故祖父の夢を見たのだろう。お迎えに?まさか。夕食は、用意しておいたとり鍋にしよう。たっぷりとおろし生姜を入れて。