今日、いつものおじいちゃんと暫し立ち話しました。

おじいちゃんはいつも挨拶がわりに「徒手格闘」の左面打ちと右面打ちのポーズを取ります。
僕は「あははっ」と笑います。

家主に聞いたのでしょう。
僕の仕事、見つかったのかと心配してくれます。

現状を話すと「上手く行くといいな。」って。

おじいちゃんは鹿児島出身だって。
僕が引越しして来る少し前に「松茸狩り」に行って来たと武勇伝を話します。
なんと松茸をレジ袋2袋分も取って来たんだって。

それを田舎に送ってあげたって嬉しそうに話してました。

それからおじいちゃんの自慢話をたくさん聞きました。

少し前まで高所作業をなさってたって。
何度も作業現場の足場で宙ぶらりんになって、その度に九死に一生を得たって。
おじいちゃん、寂しいんだろな。
部屋に来るか?って。

僕が「お腹が痛くなってきたので帰ります。」と言うと、二千円持ってないかだって。
お金の無心なのです。

うーん。
持ってるけど、ここで貸すと今後が心配。
「今、無職だから貸せない。」と答えると、タバコ代が無いんだって。

5日に返すと言うのですが、これからチョイチョイ「貸せ」と言われると本当に困るので。

五百円ならばと渡すと、おじいちゃんは早速タバコを買いに行きました。

二千円だけならば貸してもいいけど。
僕だってそんなにお金持っているわけじゃないし。

今後どうなるか分からんからね。
それにおじいちゃんは悪い人ではなさそうなのですが、カモにされると大変。
少し様子見だね。

おじいちゃん、年金暮らしなのかなぁ。
ちゃんとご飯食べてるのかな。
服もすごく汚れていて、ちょっと気になるのです。

かと言って、お世話出来るほど僕だって余裕ないし。

これからどうなるのかな。
おじいちゃん、本当にどうなるのか心配。

まあね。
明日は明日の風が吹く。
ずっとそうやって生きてきたじゃんね。

おじいちゃんだってきっとそうだ。

それよりも。
僕は自分の心配しなきゃいけないね。

取り敢えず就活だね。
頑張ろっ!