新年を迎え、御用始めを過ぎて、ボクの勤めた会社は毎年1月7日前後に泉佐野の春日神社にて安全祈願祭を執り行います。
わが事業部からは上司とボク。
2名が参加するのです。
ある年のこと。
担当役員の那珂川常務(仮名)と待ち合わせ、3人で向かうことに。
那珂川常務がボクに言います。
「にゃ〜吉君、日が長くなったな。」
「はい。冬至過ぎたはアホでもわかると言いますからね。」
突然、常務はムスッと黙り込んでしまいました。
それまでとてもニコニコと上機嫌だった那珂川常務。
あれっ!
どうしたのかな?
常務、今日は調子でも悪いのかな。
常務がカンカンに怒っていたと知ったのは、随分と経ってからのことでした。
その年のボクの昇進は常務の強い反対で流れたそうです。
夏至はどうだろうか。
夏至からほぼ3週間、まだまだどんどんと昼が長くなると感じるのは、ボクが夜型人間だからなのか?
もう、ボクにはどうだっていいことなのだけれども。
夏至や冬至が過ぎた頃、ボクはいつも思うのです。
口は災いの元?
いいえ、違います。
はぁ〜。
まだまだこれから暑く(寒く)なるんだなと。
天然素材のボクは、後悔などしたことがありません。
いつも前を向いて前進あるのみ。
立ち止まったり、振り返ったり。
そんな器用なことが出来れば。
もっと違うボクになっていたのだろうな。
もしもそうであるならば…。
ボクにはぷりんにも、彼女にも出会えなかったのだから。
そう思えばね。
なんと素晴らしい人生だったのだろうかと。
そんなことはふと思ったりもするけれども。
殆どだいたいは幸せなのです。